映画「
第1作「ハンガー・ゲーム」から64年をさかのぼった前日譚となる本作。最後の1人になるまで殺し合いを繰り広げる“ハンガー・ゲーム”のプレイヤーの教育係に任命された青年コリオレーナス・スノーと、歌を武器とする最弱プレイヤーのルーシー・グレイ・ベアードの姿が描かれる。スノーを「ロビン・フッド」のトム・ブライス、ルーシーを「ウエスト・サイド・ストーリー」のレイチェル・ゼグラーが演じた。
ハンガー・ゲームを盛り上げるためルールを再構築した“残忍なゲームメーカー”、ヴォラムニア・ゴール博士を演じたデイヴィスは「ゴール博士の個性が活かされた衣装やヘアメイクが私は大好き! ヘアメイクには4時間かかり、撮影が終わってオフするのに45分かかったけれど、おかげで準備を終えてトレーラーから出る時には私の心はすでにゴール博士になっていたの。役作りをするうえで非常に重要な作業となっていたわ」と述懐。なお博士がオッドアイであるという設定はヴィオラのアイデアだという。
監督の
ハンガー・ゲームを考案したキャスカ・ハイボトム役のディンクレイジは、もともとローレンスの大ファンだったそう。「彼がミュージックビデオを作っていた時代からずっと注目していた。そして物語の現代的なテーマにも惹かれた。権力への欲望やその追及に表れる冷酷さなど、扱っているものすべてがタイムリーだ。あと“キャスカ・ハイボトム”という名前もクールだからね! 今まで演じてきた役の中でも特に気に入っている役名のひとつだよ」と述べる。対するローレンスは「フィクション映画において、キャラクターに大演説をさせて物語を説明させることは不可欠だ。セリフを書くのはとても面白い作業だけど、情報をどこまで提示するかのさじ加減が難しい。でもピーターが演説した途端、それは名ゼリフになる。数ページに及ぶ長ゼリフであっても全文をすぐ理解し、かつ完璧に演じられる稀な俳優なんだ」と絶賛した。
「ハンガー・ゲーム0」は、12月22日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。
映画「ハンガー・ゲーム0」本編映像 ヴォラムニア・ゴール博士、キャスカ・ハイボトムの登場シーン
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