イタリア映画「
実話をもとにした本作の舞台は、初夏の日差しが降り注ぐ1982年のイタリア・シチリア島。バイク同士でぶつかり、気絶して息もできなくなった17歳のジャンニに駆け寄ったのは、16歳のニーノだった。育ちも性格もまるで異なる2人は一瞬で惹かれ合い、友情は瞬く間に激しい恋へと変化していく。新星
YouTubeで公開されたメイキング映像には、ニーノとジャンニが心を通わせるシーンの撮影風景などを収録。フィオレッロがキャストと丁寧に言葉を交わす様子も映し出される。
フィオレッロは本作について「“なぜ人は愛し合う2人に嫌悪を抱くのか、そしてなぜ愛が憎しみを生むのか?”という疑問に突き動かされました。しかし残念ながら、私はいまだにその答えにたどり着けておらず、これからもたどり着くことはないでしょう。これは人間が生まれ持つ矛盾だと理解し、私はこれからも物語を伝えることでその答えを探し続けたいと思います。また、1980年に起きた若者2人が犠牲になったジャッレ事件の記憶が忘れられないためにも、ただ純粋に恋に落ちる2人の物語を本作で伝えたい、という衝動にも駆られました」と伝える。
またフィオレッロはピッツーロとセグレートのキャスティングに関して「2人の間には特殊なエネルギーが流れていて、強いつながりがありました。彼らは会うやいなや、お互いを受け入れ、感情が一気に高まるのが見て取れたのです。私は2人の瞳の中に、演技をはるかに超越する特別な何かを感じました」と説明。また「自分が長年作ることを夢見ていた映画、また1人の観客として観たい映画を作りましたが、私のこの願望が一般の人々をも巻き込んだという事実は、奇跡としか思えません」と語っている。
「シチリア・サマー」は全国で公開中。
映画「シチリア・サマー」メイキング映像
ジュゼッペ・フィオレッロの映画作品
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観たいなぁ、、、 https://t.co/qRm8RwDbGs