映画「
本作は、ティモシー・シャラメ演じる若き日のウィリー・ウォンカが、いかにして世界一のチョコレート工場を作ったのかを描いた作品。日本語吹替版では、花村がウォンカ、セントチヒロ・チッチがウォンカの魔法を信じる孤独な少女・ヌードルに声を当てた。
イベントは、花村とセントチヒロ・チッチによる「フォー・ア・モーメント」の歌唱からスタート。続いてほかの登壇者も登場し、全員で「ピュア・イマジネーション」を歌い上げた。初披露となった「フォー・ア・モーメント」について花村は「生でヌードルの声を聴きながら歌うのは初めてでした。すごく神秘的で、改めて『ヌードルに会えたんだ』という気持ちです」と言葉をつなぐ。セントチヒロ・チッチは「劇中でこの曲が流れるのは、とても大切な瞬間。花村さんの声に包まれながら歌うことの幸福感が……本当にハッピーでした」と笑顔を見せた。
「ピュア・イマジネーション」を歌唱した感想を尋ねられた松平は「私は歌わないほうがよかったんじゃないかと……美しさを減らしてないかな?」と謙遜する。花村は「(松平の隣は)緊張感が半端ない……。リハーサル室の時点で、座っている松平さんが輝いていました」と明かした。長田は「(歌唱時は)緊張しましたが、とりあえず声を出しておこうと思いました! ただみんなで歌うとき、横(松尾)から何も聞こえてこず」と告白。松尾は「リハーサルに参加してみて、とても歌える雰囲気じゃなかった(笑)。なので思い切って何も歌わないという選択をし、顔だけで歌わせていただきました!」と説明し、笑いを誘った。
演じたキャラクターに合わせた衣装で登壇したキャスト陣。ウンパルンパの衣装を身にまとった松平には、キャストから「似合ってる!」と絶賛の声が送られる。長田が「私服ですか?」とジョークを飛ばすと、松平は目を細めながら「わざわざ作っていただきました。ちょっとひざ下が出ちゃって恥ずかしい。(長田の衣装に目を向け)これ格好いいね」とコメントした。完全吹替版について花村は「観ると、自分の手から離れているというか。自分の声ということを忘れるくらい素敵な作品でした。音楽監督にもご指導いただき、表現力が2倍、3倍になりました」と語る。セントチヒロ・チッチは「花村さんの声が、ティモシーさんの声にすごくピッタリ。(花村は)選ばれるべくして選ばれたんだなと思いました」と述べた。
ウォンカの夢を邪魔する宿屋の主人ミセス・スクラビットとその相棒ブリーチャーを演じた松本と石井。松本は「(石井とは)一緒に収録したんです。もう長年の付き合いなので楽しかったです。悪者が楽しまないと主役が立たないので」と茶目っ気たっぷりに話す。石井は「とにかく皆さん、上手なんですよ!(声優を)本業としている身からすると、ちょっとヤバい。セリフの力を抜くのは難しいのですが、花村さんはベテランの風格でした」と称賛。武内は「僕の役はウォンカに立ちはだかるチョコレート組合3人衆の1人。岸(祐二)さんと関(智一)さんの吹替が本当に面白くて。僕は高圧的な“高飛車担当”でうまくバランスを調整できたらと思っていました」と振り返った。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、12月8日より全国ロードショー。「パディントン」シリーズのポール・キングが監督を務めた。
映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」完全吹替版本予告
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