少女が自分を解き放つ「コット、はじまりの夏」予告、青葉市子がナレーション担当

アイルランド映画「コット、はじまりの夏」の予告編と新たな場面写真が到着。YouTubeで公開された予告編には、音楽家の青葉市子がナレーションを吹き込んだ。

第95回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされた本作。主人公の少女コット役でキャサリン・クリンチがデビューを飾り、キャリー・クロウリー、アンドリュー・ベネット、マイケル・パトリックらが脇を固めている。ドキュメンタリー作品を中心に手がけてきたコルム・バレードにとって初の長編劇映画監督作となった。

予告編には、親戚夫婦のもとで夏休みを過ごすコットの姿を収録。大家族の中で静かに暮らす9歳のコットは、両親に赤ちゃんが生まれるまでの間、キンセラ家のもとで過ごすことに。2人の愛情をたっぷりと受けるうちに、コットは表情も明るく変化し、自分を解放していく。映像はコットが農場を力強く走る姿とともに「やっと見つけた、私の居場所」という青葉のナレーションで締めくくられる。

「コット、はじまりの夏」は1月26日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、WHITE CINE QUINTO（ホワイト シネクイント）ほか全国で公開。

映画「コット、はじまりの夏」予告編