映画「
【特集】映画ナタリーでは永瀬廉、杉咲花、北村匠海が集った「法廷遊戯」鼎談を公開中
五十嵐律人の同名小説を実写化した本作は、名門大学のロースクールに通う同級生の3人が、やがて弁護士、容疑者、死者という立場で複雑に絡み合う法廷ミステリー。永瀬が弁護士となる主人公の“セイギ”こと久我清義、杉咲がセイギの幼なじみ・織本美鈴、北村が学内で流行する模擬裁判の“無辜ゲーム”をつかさどる天才・結城馨を演じた。
11月10日の封切りから2週間経ち、周囲の反響を聞かれたキャスト陣。永瀬は友人から「思っていたテイストと違った。けっこうキラキラ要素もあるかと思ったら全然なくて。心を持ってかれた」という感想をもらったそうで「うれしかったですね」と笑みをこぼす。杉咲は同級生、北村は小学校の恩師から連絡をもらったそう。「あまりに切ないエンディング」「美しくも悲しい結末」といった感想を伝えられると、永瀬は「僕ら自身も常に揺れ動いている物語。そういう緊張感や気持ちの揺れを感じてもらえたのは、うれしい。ありがたい感想です」と感謝した。
3人が周囲からの反響を話す中、深川は「あんまり友達がいないんですけど……」と吐露。これに永瀬が「僕らは友達じゃないんですか!」と詰め寄り、深川は「もちろん(笑)。友達じゃないですよ。役者と監督は絶対に仲良くならない」と信条を明かす。続く今年やり残したことを告白するコーナーで、永瀬は「宣誓、今年中に監督と友達になります。そして、鍋パします」と宣言。深川は「時々、櫻井(翔)くんとは鍋パします。前はスッポンを一緒に食べました。じゃあ、よかったら3人で」と意外なエピソードを披露しつつ、友情への前向きな姿勢を示していた。
イベントではSNSで募集した「ほ・う・て・い」から始まる映画に関する質問コーナーも展開。「本当に大変だったシーンは?」という質問に、永瀬は「リアルに大変だったのは、洞窟で撮った無辜ゲームのシーンです。全員そう言うと思います。寒いし、昼夜わからんし、どこ行っても同じ風景で。メンタルにも来る中、無辜ゲームという緊迫したシーンを撮るのは心身ともに大変でしたね」と答える。
「今だから言える共演者の不思議に思った、かわいいと思った一面は?」という質問では、永瀬が撮影現場での杉咲のある行動を思い返す。その日は昼ごはんを食べ逃しておなかを空かせていたそうで「花ちゃんが袋からどら焼きを出してくれて。わざわざ遠くまで行かないと買えない花ちゃんの大好物なんですよ。最後の1個。それをまるごと俺にくれて。あのときのどら焼きがなかったらここに立ってない。マジで感謝。ドラえもんに見えた」と感謝した。
永瀬と北村は杉咲からたこ焼きをもらう機会もあり、北村は「あのたこ焼きがなかったらここに立ってない」と永瀬の発言に重ねて笑いを誘う。一方の杉咲は、現場の近くの餃子屋でスタッフと食事をしていたときに、永瀬も同じ店に偶然現れたときのことを回想する。「たくさん頼みすぎて、食べきれなかったんです。永瀬さんに『いります……?』と聞いたらぜんぶ食べてくれたのがありがたかったです」と明かし、北村には毎日現場にコーヒーなどを差し入れてくれたことを感謝。永瀬は「俺、もらってばっかりや……」と省み、会場を和ませた。
最後に、永瀬は「映画が全国各地のいろんな方々に届いている実感があります。何回も観てくれている方もいるかと思いますが、その都度観て感じることは変わってくると思います。もし周りにまだ観てない方がいたら、薦めていただいて、『法廷遊戯』をもっとたくさんの人に観ていただけたらうれしい」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
映画「法廷遊戯」は全国で公開中。
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