劇作家・演出家の
人口57万人、有権者数47万人という規模にもかかわらず、わずか187票差で決着した2022年の杉並区長選挙。杉並区在住のぺヤンヌマキは、この選挙に立候補して現職を破った岸本聡子と、彼女を草の根で支えた住民たちに密着した。ぺヤンヌマキが長年住むアパートが道路拡張計画により立ち退きの危機にあることを知り、止める方法を自身で調べ始めたのが本作制作のきっかけだ。
YouTubeでは特報が公開中。なお主題歌は、杉並区民が作った応援歌「ミュニシパリズム」を黒猫同盟(
ペヤンヌマキは「本当は、猫とまったりお昼寝したり、お気に入りの川沿いを散歩してバードウォッチングを楽しんだりしていたかっただけなんです。だけど黙っていたら、この生活が奪われてしまう。もう黙っちゃいられない!」とコメント。ドキュメンタリー監督の
「映画 ○月○日、区長になる女。」特報
ペヤンヌマキ コメント
こんにちは、杉並区に住んで20年になるペヤンヌマキです。
私が住んでいる閑静な住宅街に大きな道路を通す計画があることを知りました。
計画が進むと私の家は立ち退きになってしまいます。自分のことに精一杯で社会問題のことなんてちっとも考えてこなかった私ですが、自分の住まいが奪われる危機に直面して初めて、政治や選挙が私たちの生活につながっていることに気づきました。そして…
カメラを回し始めました。投票率を少しでも上げるために。
本当は、猫とまったりお昼寝したり、お気に入りの川沿いを散歩してバードウォッチングを楽しんだりしていたかっただけなんです。だけど黙っていたら、この生活が奪われてしまう。もう黙っちゃいられない!
これは現在私に起きていることであり、杉並区で起きていることであり、どこでも誰にでも起こりうること。
大島新(ドキュメンタリー監督)コメント
とてつもなく魅力的な被写体(岸本聡子さんはもちろん、住民のみなさんも!)、起きていることの劇的さ、監督の志と手腕…三拍子揃いまくった圧巻のドキュメンタリー。
絶望的な政治状況の中で、「市民の力で社会を変えることができる」ことを教えてくれる“希望の映画”である!
がん/岩井 純一@ソーシャルフリーランス @gan0918
2022年の杉並区長選挙を追ったドキュメンタリー「映画 ○月○日、区長になる女。」はぜひ観たい。
2022年の杉並区長選挙をペヤンヌマキが記録したドキュメンタリー 2024年1月2日に東京・ポレポレ東中野で公開
https://t.co/ZOK1xtLyXQ