大河ドラマ「
日本独自の文化が花開いた平安時代を舞台に、きらびやかな平安貴族の世界と恋愛長編「源氏物語」を生んだ紫式部の一生を紡ぐ「光る君へ」。吉高由里子がまひろこと紫式部、柄本佑が紫式部の生涯のソウルメイトとなる藤原道長を演じる。
木村は即位したのちに道長との確執が深まっていく三条天皇役、宮川は道長のひと回り年長の公卿・藤原顕光役、渡邊は父である道長に尊敬と反発の入り交じった複雑な思いを抱く藤原頼通役で出演。浩歌は宋からやってきた商人たちの長・朱仁聡(ヂュレンツォン)、松下は越前にやってきた宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)に扮した。
新キャスト5名のコメントは下記の通り。「光る君へ」は2024年1月7日にNHKで放送スタートする。
木村達成 コメント
演じる人物の印象と意気込み
歴史上で実在した人物はどんな人物だったのかを調べたり、台詞から想像したり、ワクワクすることだらけですが、今回の役柄は、そのようにはいかない気がします。
史実を疑い、演ずる役も疑い、自分のフィルターを通した時に何が生まれてくるのか、また疑い続ける日々が始まりそうです。
大河ドラマ出演歴・思い出
「青天を衝け」
舞台でご一緒した吉沢亮さんはじめ、同じ世代の俳優さんたちとたくさんお話ができ、刺激を受けることができました。
真冬のロケが初めてのシーンでしたが、素足で凍えたことも、今となってはいい思い出です。
宮川一朗太 コメント
演じる人物の印象と意気込み
僕が演じる藤原顕光。恥ずかしながらよく知らず、調べてみたところ…「無能者」「仕事のできない男」として歴史に名を残しているじゃありませんか! いやもうビックリですよ。でも、どう演じようか、逆に燃えてきましたね。40年も政権内にいられた、顕光なりの魅力、信念があるはず。それでも失敗してしまう姿や道長との関係がどう描かれるのか、僕も楽しみです。観ている皆さんを呆れさせ、イラつかせられるよう、精一杯頑張ります(笑)!
大河ドラマ出演歴・思い出
役者生活40年になりますが、実は“初大河”なんです。ずっと出たいと思っていたので、まさに念願叶いました! それが「仕事できない男」というのは何とも複雑ですが…(笑)。でも、すっごく嬉しかったですよ!
渡邊圭祐 コメント
演じる人物の印象と意気込み
忠義に溢れながら、父である道長の助言すら意に介さず押し切ってしまうほどの純粋な愛情にも溢れる男性であると思っています。
そのような男性を演じることに喜びと責任を感じています。
父である道長の影響を良くも悪くも受けた頼通を、丁寧に1000年前の空気を目一杯纏いながら演じられるよう努力したいと思います。
大河ドラマ出演歴・思い出
あの大河に。嬉しい限りです。もはや国民の皆様が楽しみにしていると言っても過言ではない大河ドラマで演じるプレッシャーに押し潰されないくらい楽しみたいと思っています。
浩歌 コメント
演じる人物の印象と意気込み
この度は「光る君へ」の出演が決まり非常に嬉しい気持ちでいっぱいです。演じさせていただく朱仁聡はある目的をもって、宋から若狭、そして越前に入り、岸谷さん演じる為時との交流を経て信用を得ていきます。また朱は親分肌や面倒みのある気性があり、人徳のある人物と感じております。彼の言葉の節々に見られる“信用する““信用される”というワードは朱の人柄をも想起させ、ご覧いただく視聴者の皆様にも好感を与える人物なのではと感じております。
大河ドラマ出演歴・思い出
私は中国で23年間役者をやってきました。その中にも互いに信用するという思いが大事でした。私にとっての誇りは日本人として、日本人の心と中国人の心を理解している部分です。その誇りを胸に今回の北宋の商人・朱仁総をしっかり演じていければという気持ちです。
松下洸平 コメント
演じる人物の印象と意気込み
周明は宋で医師を志す青年です。
口数は多くないですが、使命感の強い芯のあるキャラクターだと思いました。
史実にはいないオリジナルの役ということもあり、監督や共演者の皆様と、芝居を重ねながらリアリティーを追求していけたらと思っています。
吉高さんとは約2年ぶりの共演になるので、またご一緒できるのが今からとても楽しみです。
大河ドラマ出演歴・思い出
エンターテインメントが詰まっていて、歴史に詳しくなくても夢中になって見てしまうドラマです。
長きに渡り日本中に愛され続けている大河ドラマに初めて出演させて頂けること、光栄に思っています。
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