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【特集】永瀬廉、杉咲花、北村匠海が集った「法廷遊戯」鼎談も公開中
五十嵐律人による同名小説を実写化した本作は、名門大学のロースクールに通う同級生の3人が、やがて弁護士、容疑者、死者という立場で複雑に絡み合う法廷ミステリー。永瀬が弁護士となる主人公の“セイギ”こと久我清義、杉咲花がセイギの幼なじみ・織本美鈴、北村匠海が無辜ゲームと呼ばれる模擬裁判をつかさどる天才・結城馨を演じた。
客席から姿を現した4人。この日の舞台挨拶は全国119館に生中継されており、客席の間から中継先に向けて手を振る場面もあった。永瀬は「短い時間ですけども、今日から公開ということで、たくさんの人にこの作品が届くようにがんばってしゃべっていきたいと思います」と挨拶。続いて初日を迎えた感想を聞かれ「やっと!って感じじゃない?」と杉咲や北村に投げかけながら「1年以上前から準備して、いろんな番組に出たり、取材を受けたり。ようやく、いろんな方々に届く日を迎えられたことが、素直に、ただただうれしいです」と明かす。
自身が演じたセイギについては「いろいろと過去に抱えているキャラクター。物語が進んでいくに連れて、美鈴と馨との距離感が大事になってくる。最初から最後までセイギらしさがあって。自分の中の正義感や信念にもがきながら、愛の選択をしていく人だったと思います」と話した。
杉咲は自身の役柄について「美鈴はとにかくピュアに清義のことを思い続けている。そこだけを大事に演じられたらいいなと思いました」と説明し、「台本から飛躍した表現に到達する瞬間もあって。監督がその場で考えたことを試す、いろんなトライができる現場でした。こんなふうに物語が着地するのかという驚きと快感みたいなものがありました」と回想。北村も「馨はちょっと異質。無辜ゲームの審判者であり、学校でも突出している存在。巻き起こっていることを楽しんで、心のどこかでずっとほくそ笑んでいて。セイギと表裏の関係であるのと同時に、常に横にいるような。その絶妙なところが表現できればと思っていました」と振り返った。
北村は5日間しか撮影に参加しておらず、出演時間も永瀬や杉咲と比べると短いが、深川が「それでも北村くん(馨)の存在をずっと感じながら進んでいく物語。すごい費用対効果が高かった(笑)」と打ち明けると、永瀬と北村が「コスパですね」と笑い合う一幕も。永瀬は「途中から美鈴と馨のことしか考えられない生活。僕にとって馨は美玲と同じくらい存在感があって、常に隣にいるような感覚でした。監督とも『薫が~~』とはよく話してましたね」と明かした。
劇中では高校1年生当時のセイギも演じている永瀬。深川が「髪の長いウィッグを着けておぼこくすることが多いんですけど、今回は逆に髪の短いカツラを用意していて。永瀬くんは被る瞬間、すごく嫌そうでした」と振り返ると、永瀬は「あれはねえ……恥ずかしかったです(笑)。人生であんなに前髪を短くしたことはないですし、眼鏡もかけていて。けっこう幼くなってます。つい自撮りしちゃいました」と吐露する。北村が「僕は髪の短い永瀬廉を見たときに『似合ってるなあ』と。カツラだと思いませんでしたね」と嘘か本当か打ち明けると、永瀬は「どう考えても思うやろ! めちゃくちゃいじってるやん」とツッコんでいた。
最後に杉咲は「とってもピュアな心を持った3人が、それぞれに何かを尊く思って信じている姿が切なくも痛くもある物語。何かを信じるってどういうことなんだろう?と考えさせられたり。最後には何が残っているのか、皆さんに目撃していただけたらうれしい」とアピール。永瀬は「僕自身、自分を見つめ直すきっかけになった作品。皆さんに問いかけている部分もある。映画の最後も僕たちの歌で、King & Princeの歌で締めさせてもらってます。今日から1人でも多くの方に、この映画が届けばいいと思っています」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
「法廷遊戯」は全国で公開中。
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