第95回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされたアイルランド映画「The Quiet Girl(英題)」が、「
「燃ゆる女の肖像」「わたしは最悪。」などを手がけたスタジオ・NEONが北米配給権を獲得した本作。第72回ベルリン国際映画祭では若者が出演する作品を対象としたジェネレーション部門の「Generation Kplus」でグランプリに輝いたほか、世界の映画賞で数々の賞を受賞している。
物語の舞台は1981年、アイルランドの田舎町。大家族の中で1人静かに暮らす9歳の少女コットは、夏休みを親戚夫婦キンセラ家のもとで過ごすことに。優しく迎え入れてもらい、温かな愛情をたっぷりと受けながら生活を丁寧に過ごすうち、はじめは戸惑っていたコットの心境にも変化が訪れる。緑豊かな農場で、本当の家族のようにかけがえのない時間を重ねていく中、コットはこれまで経験したことのなかった生きる喜びを実感していく。
監督・脚本は、これまでドキュメンタリー作品を中心に手がけてきた
このたびポスタービジュアルと場面写真も解禁。ビジュアルには、まっすぐなまなざしで走り出す主人公コットの姿が正面から捉えられ「やっと見つけた、わたしの居場所」というコピーが添えられている。
「コット、はじまりの夏」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国で公開。
野崎洋子 @mplantyoko
おっ、公開になった。邦題はこれなんだ。Quiet Girl 80年代アイルランド、少女の成長をみずみずしく描いた「コット、はじまりの夏」公開 https://t.co/VyNMNOPc1C