映画「
真保裕一の小説を実写化した本作は、国会議員・宇田清治郎の孫娘が誘拐されたことから始まるタイムリミットサスペンス。「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」と犯人に脅迫され、清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司が、家族を救うため悪に挑む様子が描かれる。中島が晄司、堤真一が清治郎を演じたほか、池田エライザ、山崎育三郎、尾野真千子らが共演した。
公開からおよそ2週間を経た本作。サスペンス映画で初主演を飾った中島は「かけがえのない作品になりました。水田監督から『この映画に華を添えてくれ』というお言葉をいただき、晄司として、しっかり存在感を示せたと思います。そして何よりも主役として日本映画の扉を開くことができて、俳優として貴重な財産になったと思っています」と思いを口にする。水田は「キャスティング会議で最初に中島さんの名前を挙げたんです。だから、第1希望の主演俳優で撮れるというのは、計り知れない喜びがあります」と告白。中島が警察ドラマに出演していた頃から撮影現場に足を運んでいたという水田は、中島から「あの頃から恋文を書く準備をされていたんですか?」と尋ねられると、「はい。もうね、うっとり(笑)」と答えて会場を沸かせた。
本イベントでは「『おま罪』総選挙 2023」と題し、本作のベストシーンを実際の選挙さながらに発表。全国の劇場で配られた入場者プレゼントと連動した企画で、全12シーンの中から観客による投票でトップテンが選出された。結果を見た中島は、晄司が国交省職員に自白を迫る“壁ドン”が第4位だったことに「え!? トップ3に入ってないの!? 相当気合い入ってたのに……」と驚きを隠せない。そんな同シーンについて、水田が「ほぼぶっつけ本番で撮影に臨んだにも関わらず、健人くんはイメージ通りにやってくれたんです。なんでそんなにできるの?」と言及すると、中島は「そうですね……天才だからですかね?(笑)」とキメ顔で答える。
第3位には、清治郎が家族の前で初めて感情をあらわにして涙を見せるシーンが選ばれ、堤真一の演技が支持された結果に。現場では堤が変顔で子役を和ませていたそうで、中島は「水田組はシーンの直前まで普通に会話しているんですよ。それが本番になったら表情ができあがっていて。さすがレジェンドだなと」と堤の存在感に感銘を受けたことを伝える。第2位にランクインしたのは「晄司 議員として初の国会質問」のシーン。中島は「やったぜ!」と満足気な表情を浮かべた。
栄えある第1位は「晄司VS木美塚幹事長」のシーン。角野卓造演じる日本新民党の幹事長・木美塚に晄司がある取り引きを持ち掛ける、緊迫した場面だ。中島は「ここいいですよね! ありがとう!」と喜び、「このシーンもかなり緊張してたんですよ。前半のクライマックスの場面なので。人が自ら人生の中でターニングポイントを作る。そして新たな道筋を走っていく。その晄司の力強さに僕自身とても影響を受けました。自分の選択を信じて駆け抜けた結果、火事場の馬鹿力が出たんだなと思います」と熱く語る。
さらに中島は、主題歌「Dark Rainbow」を書き下ろした
「おまえの罪を自白しろ」は全国で公開中。
ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe
#中島健人 、主題歌担当・B'z稲葉浩志との交流明かす「かっこよかった」とほれぼれ - 映画ナタリー
「 #おまえの罪を自白しろ 」は全国で公開中。
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