「雨にゆれる女」「パラダイス・ネクスト」などで知られる
「占領」「家」に加え、原爆の記憶を改めて呼び起こした「11時02分 NAGASAKI」などの作品を発表した東松。彼の作品に惹かれる光役で眞栄田が主演し、光が旅先で出会う自称革命家・友部を
YouTubeで公開された予告編には、光が旅の中で目の当たりにする戦争の痕跡や、彼が出会う人々の姿がモノクロの映像とともに収められている。
眞栄田は「この作品を通して、『戦争』という歴史を伝えていかなければならないという意識を改めて強く持つことになりましたし、自分なりに伝えていける方法があることを実感しました。自分自身としては、あの時持てるすべての力を出したし、出させてもらったので、是非色んな方々に観ていただきたいと思っています」と伝えた。
また監督のほか、原案・脚本・音楽・スタイリングを担当した半野は「本作にとって主人公・光の瞳はあまりに重要な存在で、私自身が何を求めているのかを自分でさえ分からずにいました。それはまるで私自身が暗闇を彷徨っているような感覚でした。そんな中、私は眞栄田さんの瞳に、まさに探して求めていた『光』を見ました。それは私にとって閃光と言えるものでした。公開までの道のりは困難の連続でしたが、ついに辿り着いたという気持ちです」とつづっている。
「彼方の閃光」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかで公開。なお本作は昨年開催された第35回東京国際映画祭の「Nippon Cinema Now」部門に出品された。
映画「彼方の閃光」予告編
眞栄田郷敦 コメント
お話をもらってまず作品のイメージを映像化したトレーラーを観せていただいたのですが、
これまで体験したことがなかったモノクロの映像や世界観に強く惹かれました。
その後、脚本を読ませてほしいとお願いをしたのですが、「やらせてください」と即答していました。
この作品を通して、「戦争」という歴史を伝えていかなければならないという意識を
改めて強く持つことになりましたし、自分なりに伝えていける方法があることを実感しました。
自分自身としては、あの時持てるすべての力を出したし、出させてもらったので、
是非色んな方々に観ていただきたいと思っています。
半野喜弘 コメント
色彩と平和、この2つのキーワードが両輪となってこの映画は走ります。
当然のように自分の手の中にあると感じているものを見つめ直し、主人公の眼差しを通してその意味や価値を問う。
そんな映画を作りたいという思いから「彼方の閃光」は生まれました。
本作にとって主人公・光の瞳はあまりに重要な存在で、私自身が何を求めているのかを自分でさえ分からずにいました。
それはまるで私自身が暗闇を彷徨っているような感覚でした。
そんな中、私は眞栄田さんの瞳に、まさに探して求めていた「光」を見ました。それは私にとって閃光と言えるものでした。
公開までの道のりは困難の連続でしたが、ついに辿り着いたという気持ちです。
主人公の眼差しは、この映画を観る人の眼差しでもあります。
その眼差しに映る世界が観る人の心に触れることを願っています。
眞栄田郷敦の映画作品
リンク
キオ @kimako31
郷敦くんだからこういった作品が集まっきて、それを選ぶ強さ。凄い!の一言。 https://t.co/X7g9MpJ5Gn