台湾BLドラマVBLシリーズの第1部「Stay By My Side」の主演ホン・ウェイジョー(洪暐哲)とヤン・イーシュエン(楊懿軒)、第2部「You Are Mine」の主演マオ・チーション(毛祁生)とシャオ・ホン(蕭鴻)が、マルチコンテンツマーケットTIFFCOMの開催にあわせて来日。昨日10月26日に東京・東京都立産業貿易センター浜松町館のTIFFCOM会場台湾パビリオンで行われた「TAIWAN SHOWCASE PARTY」にて記者会見を行った。
VBLシリーズは台湾のテレビ局・三立電視台を有する三立グループの動画配信サービスVIDOLの創立7周年を記念し制作されたオリジナル脚本によるBLドラマシリーズ。総監修はBLドラマ「We Best Love」シリーズ監修のツァイ・フェイチアオ(蔡妃喬)が務めた。
第1部「Stay By My Side」は幽霊の声が聞こえる能力を持つ顧步夏(グー・ブーシア)と彼の新しいルームメイト江馳(ジャン・チー)を軸に展開する物語。家族に守られ力を封印されていた顧步夏だったが、ある日、姉が不注意で彼の霊符の一角を焼いてしまったことから幽霊の声が聞こえるようになる。ところが江馳がそばにいると、なぜか幽霊の声が聞こえなくなることに気付く顧步夏。一方の江馳は時折何かを怖がる表情を見せる顧步夏が次第にほっておけなくなってしまう。続く第2部「You Are Mine」では新人秘書の堯舜宇(ヤオ・シュンユー)と怒りっぽく神経質な社長・夏商舟(シア・シャンジョウ)の姿が描かれる。仕事を始め、寝かしつけ、マッサージ、添い寝、お見合いの付き添いなどこき使われる日々を過ごす舜宇。しかし、一生懸命でくじけない舜宇に、愛に飢えている商舟は次第に惹かれていく。
10月24日に来日し、日本観光を楽しんだという4人。マオ・チーションは「空が青く、天気がよく、ラーメンがおいしかったです。人々が丁寧で情熱的。とても今回いい経験をしています」と述べ、シャオ・ホンは「思いがけずTIFFCOMに参加できたのは、夢が叶ったような気持ちでうれしいです」と喜ぶ。ヤン・イーシュエンは「前回は観光で来て、今回は2度目の来日です。仕事で来たことを光栄に思っています。食べたい日本料理も食べることができて、天気もとてもよくうれしいです」と話し、ホン・ウェイジョーは「三立とエスピーオーの共同製作作品で、今回東京に来られてうれしいです」と続けた。
イベントには、三立と本シリーズを共同製作したエスピーオーの社長・中田紀廣も出席。「コンテンツを通じて相互理解に貢献するというミッションを立てています。台湾の皆様には長くお世話になっています。今回さまざまな縁がつながりました。本作がさまざまな国に届けられることを願っています」と挨拶する。
そして最後にマオ・チーションは「VBLシリーズは今後2作が出てきます。4作すべてが愛に関する作品です。ぜひ引き続き応援をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
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ドラマ「Stay By My Side」と「You Are Mine」はRakuten TV、ビデオマーケットにて配信中。
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