中国で「
2014年の設立以降、日本、アメリカ、中国の大作を配給してきたRoad Pictures。興行収入では「THE FIRST SLAM DUNK」が6.6億元、「すずめの戸締まり」が8.07億元を記録し、中国国内における日本映画の記録を2度も塗り替えた。これらは中国における外国映画の興行収入でも第2位と第3位に位置している。北京大学の体育館を貸し切って行った「THE FIRST SLAM DUNK」のプレミアや新海誠の2都市に渡るツアーなど、作品とファンのつながり大切にするマーケティングを数多く行ってきた。
このたび日本のアニメーション映画を配給・マーケティングしてきた経験を生かし、2026年には5億3000万人、1105億8000万元の市場規模になるとみられる2次元市場に参入。GuGuGuGuでは、コンテンツの配給・配信、グッズなどの商品化、体験型イベントというアニメIPにおける3つの柱を統合した、まったく新しいビジネスモデルを構築していくという。最初の事業として年内に上海で「すずめの戸締まり」の展覧会を開催。また2024年末までに中国全土で8つのグッズ販売店の開店を予定している。
Road PicturesのCEOで、GuGuGuGuの社長も務める蔡公明は「私たちが目指すのはハイクオリティな2次元コンテンツやグッズ、サービスを提供するだけではありません。ファンを支えられ、ファンにつながりを感じてもらえ、クリエイティブな夢を実現できるような『家』を、ファンとともに創り上げることが私たちのビジョンです」とコメント。GuGuGuGuの共同設立者であるRoad Pictures会長の曹佳は「新会社では1つの統合されたエコシステムの中で、中国の2次元ファンのすべてのニーズを満たすことのできる、彼らの行きつけの場所になるプレミアムなエンタテインメントブランドを構築していきます」と語っている。
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