京都シネマ×グッチーズ・フリースクールの上映企画スタート、毎月1作品を1週間公開

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京都シネマと、自主上映や配給などを行うグッチーズ・フリースクールが映画上映イベント「きょうとシネマクラブ」をスタート。12月8日より第1回イベントの作品を、京都の京都シネマで順次上映する。

「きょうとシネマクラブ」第1回ポスタービジュアル

「きょうとシネマクラブ」第1回ポスタービジュアル

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未公開映画や今では視聴困難な作品かつ、こんな時代だからこそ観たい映画を毎月1週間限定で上映する「きょうとシネマクラブ」。今回は「女性と映画」特集とし、女性監督の作品だけでなく、女性と関連が深い映画もラインナップに並ぶ。

「ラブレス」場面写真 Images Courtesy of Park Circus/Exclusive Media Limited

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12月8日からは「ハート・ロッカー」で知られるキャスリン・ビグローの長編映画デビュー作品であり、ウィレム・デフォーの映画デビュー作でもある「ラブレス」を上映。日本の劇場では初公開となる。アメリカ南部の閉鎖的な田舎町を舞台に、突然現れた不良バイカー集団という異分子が、住民たちの平凡な日常に不穏な緊張感を漂わせていくさまが描かれる。

「青春がいっぱい」場面写真 The Trouble With Angels (c) 1966 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

「青春がいっぱい」場面写真 The Trouble With Angels (c) 1966 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.[拡大]

「ガールフレンド」場面写真 Girlfriends (c) 1978 WBEI

「ガールフレンド」場面写真 Girlfriends (c) 1978 WBEI[拡大]

「天使の復讐」場面写真 MS 45 (c) 1981 WBEI

「天使の復讐」場面写真 MS 45 (c) 1981 WBEI[拡大]

2024年1月5日からは、全寮制のカトリック女子校を舞台に女性の心の機微を描く「青春がいっぱい」がスクリーンに。監督のアイダ・ルピノは多くのテレビシリーズ、映画を手がけてきた。2月にかかるのは、俳優やカメラマンとしても活動するクローディア・ウェイルの監督作「ガールフレンド」。ウェイル自身の体験にもとづいて脚本を共同執筆した本作では、女性の友情や大都会で成功を夢見る若い女性をテーマに据えた。3月はアベル・フェラーラが監督を担った「天使の復讐」を上映。性犯罪の被害者となった主人公が男への復讐を果たしていくスリラーで、当時17歳だったゾー・タマリスが出演している。

YouTubeでは「ラブレス」の予告編を公開中。

「きょうとシネマクラブ」第1回

京都府 京都シネマ
<上映スケジュール>
「ラブレス」2023年12月8日(金)~14日(木)
「青春がいっぱい」2024年1月5日(金)~11日(木)
「ガールフレンド」2月
「天使の復讐」3月
<料金>
1500円 ※サービスデー適用外

映画「ラブレス」予告編

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読者の反応

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babby @cipriani_s

関東でも上映機会あることを願う
(難しければ、さすがに『ガールフレンド』は見に行くか……)

https://t.co/4zfkcLYQJt

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