「攻殻機動隊 SAC_2045」最新作の予告解禁、前作「持続可能戦争」再上映も

劇場版最新作「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」のメインビジュアル第2弾と劇場予告編が解禁に。また本作の公開を記念し、前作「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」が11月10日から16日までの1週間限定でアンコール上映されることが明らかになった。

本作は、士郎正宗のマンガ「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」を原作とするNetflixシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」のシーズン2を再構成した3DCGアニメ。「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」の監督・藤井道人が続投し、神山健治と荒牧伸志が引き続き総監督を務めた。

このたびキャラクターデザインを担当するイリヤ・クブシノブが描き下ろしたメインビジュアル第2弾が到着。ディレクションデザインは、本作の主題歌を手がけるmillennium paradeのメンバーであり、Netflixシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」シーズン2のオープニングシーケンスを監督した神戸雄平が担った。主人公・草薙素子が左右異なるタッチで描かれ、本作のテーマとなる現実と電脳世界、ダブルシンク（二重思考）が象徴的に表現されている。

YouTubeで公開された映像には、本作のハイライトとなる映像が「独立国家」「ポスト・ヒューマン」「1984」といった数々のキーワードとともに映し出された。藤井は「アニメーションと実写は、手法は違えど『伝えたい物語がある』という情熱は同じでしたし、支えてくださったスタッフの皆さまに心から感謝いたします」とコメントしている。

「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」は、11月23日より3週間限定で全国30館にて劇場公開される。なお本作の入場者プレゼントには、イリヤによる描き下ろしイラストを両面にあしらった特製ビジュアルシートが数量限定で用意された。「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」の再上映は、「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」を公開予定の全劇場で実施される。

映画「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」予告編

藤井道人 コメント

「攻殻機動隊 SAC_2045」完結しました。
神山監督と、荒牧監督から受け取った、とても重いバトンをようやく観客の皆さまにお渡しできる日が来たことに、大きな安堵と寂しさを感じています。アニメーションと実写は、手法は違えど「伝えたい物語がある」という情熱は同じでしたし、支えてくださったスタッフの皆さまに心から感謝いたします。
是非劇場でお楽しみください。