MOROHAアフロ主演作「さよならほやマン」を斎藤工、濱口竜介らが絶賛

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MOROHAアフロが初主演を務めた映画「さよなら ほやマン」。このたび、斎藤工濱口竜介といった各界著名人から絶賛のコメントが到着した。

「さよなら ほやマン」場面写真

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「さよなら ほやマン」場面写真

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宮城県石巻のとある離島を舞台にした本作では、漁師の兄弟と東京からやってきたワケありマンガ家の共同生活が描かれる。両親を亡くし弟と懸命に生きてきた漁師の阿部アキラ、そして“ほやマン”をアフロが演じる。

いち早く本作を鑑賞した斎藤は「この嘘の無い映画を観て、思わずその足でホヤを食べに行きました。その味は、本作と共に思い出から出来事になり、今も忘れられません」、濱口は「『こんな話があるだろうか』という疑問は『こんな話こそあってほしい』という願いに見ていくうちに変わった。それはキャスト一人ひとりが自分の人生をこの物語に持ち寄った結果で、それ自体が一つの奇跡のようだった」と絶賛している。

そのほか安齋肇伊藤俊介オズワルド)、カツセマサヒコ、椎木知仁(My Hair is Bad)、曽我部恵一サニーデイ・サービス)、高橋久美子、筒井真理子東出昌大、水野敬也、燃え殻、山崎努山本さほ優里のコメントは以下に記した。YouTubeでは予告編が公開中だ。

庄司輝秋監督作「さよなら ほやマン」は、11月3日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

※山崎努の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

映画「さよなら ほやマン」予告編

安齋肇(イラストレーター / アートディレクター)コメント

この愛の物語に涙せぬひとはいないだろう。
人類が抱えた誤解と優しさへの最大級のテーゼ。
原始生物ほやに始まる謎を解く最低限のヒント。
僕は叫ぶぜ!さよならなんて永遠にない!

伊藤俊介(オズワルド)コメント

誰かの所為に出来ないことは、=誰の所為でもないと納得出来るものじゃない。
だから、自分の所為を選んだ人は毎日じんわり苦しいのだと思う。飛び込んでお前は大丈夫だと抱き締めてやりたくなる映画だった。

カツセマサヒコ(小説家)コメント

小さな見栄も大きな傷も、全部曝け出してみっともない。
みっともないことが、こんなにも格好いいなんて知らない。
「なんだこいつら」って思ってたはずなのに、今あの三人に無性に会いたい。

斎藤工(俳優 / 映画監督)コメント

訪れた事の無い、網地島の生活の匂い、日々の匂いがずっとしていた。
そしてあの日の未曾有の出来事から、東北の現在へと一本の線が引かれた本作。
この嘘の無い映画を観て、思わずその足でホヤを食べに行きました。
その味は、本作と共に思い出から出来事になり、今も忘れられません。

椎木知仁(My Hair is Bad)コメント

大泣きしてしまいました。生々しさとは違う、人の心の動きをそのまま覗くようなリアルさのせいで、どうしても今もあの家族があの島にいる気がしてならないです。

曽我部恵一(サニーデイ・サービス)コメント

ほやマンは俺だった

高橋久美子(作家 / 作詞家)コメント

人と生きるって、なんて面倒で、なんて素晴らしいのだろう。監督や役者たちの全身全霊に、心の奥で錆びついていた扉が開くようでした。ホヤマンありがとう。ホヤマン、幸せになれ!

筒井真理子(俳優)コメント

ゆっくりと流れる時間に身を任せていると、庄司監督の力強い思いがいきなり胸のど真ん中に飛び込んで来た。実際に立ち会った人にしか描けない映画。
アフロさんはアキラでアキラはアフロ、この役は彼しか考えられない。気だるいオフビートな役でありながら熱量を持って絶妙なバランスで演じた呉城久美さん。そして見事なまでに村の漁師と化している津田寛治さん。苦い台詞をサラリと言ってのけるなんとも魅力的な松金よねこさん。健気で繊細、優しさに満ちたシゲルがそこにいた黒崎煌代さん。さらには登場する島の住民の皆さんも。すべての人が愛おしかった。

濱口竜介(映画監督)コメント

「こんな話があるだろうか」という疑問は「こんな話こそあってほしい」という願いに見ていくうちに変わった。それはキャスト一人ひとりが自分の人生をこの物語に持ち寄った結果で、それ自体が一つの奇跡のようだった。

東出昌大(役者)コメント

昨年の9月、アフロからメールが来た。「映画の主演することになった!」私の心配性に火が点いた。台本覚えられるだろうか?役に成れるだろうか?でも、まぁきっと大丈夫なはず。なんたってアフロだから。10月、またメールが来た。「自信ある、なんて言うのおこがましいけど共演者、スタッフ、みんな一生懸命でここまでとても充実しててすげー良いと思うのでぜったい見てね!」あぁ、やっぱり大丈夫だ。映画は「みんな」で撮るものだ。それが出来てるなら、完成を楽しみにするばかり。映画を観た。「みんな」のキラキラした時間と想いが映っていた。若者二人が素晴らしかった。アフロも愛らしく、彼自身の持つ優しさが滲んでいた。その晩、下北沢のうるさい居酒屋にアフロと飲み行った。酔っ払ったハッピー野郎が、満面の笑みで聞いてきた。「俺映画賞とか獲れるかな!?」ハイボールを吹き出す。「馬鹿野郎!映画舐めんな!」一笑にふしたが、ニヤニヤの止まないその顔を見ながら「あぁ、いい映画だったんだなぁ」と、幸せと酒を口に運んだ。

水野敬也(作家)コメント

最初は単なるふざけた映画だと思っていた。観終わったとき、びっくりするほど泣いていた。
「置かれた場所で咲くのか、咲くためにどこかに向かうのか――」。
誰もが通る人生の葛藤を圧倒的に掘り下げた最高の映画だ。

燃え殻(作家)コメント

彼らはきっと今日もどこかで生きている。そう思えた。
映画館を出たら、街が人恋しく映った。

山崎努(俳優)コメント

誠に人はいじらしい。がんばれ大丈夫、とこの映画は励ます。傑作。

山本さほ(マンガ家)コメント

アキラの、兄としてしっかりしようと頑張っている感じも、それでいてちょっと抜けていて頑固で不器用な感じも、全部全部愛おしい!
アフロさんの心の中から叫ぶような演技は、まるで歌っているようで心が揺さぶられた。
ほやマン、感動をありがとう!

優里(シンガーソングライター / YouTuber)コメント

阿部アキラなのか? MOROHA アフロなのか?
この映画を観ればみるほどアフロのドキュメンタリーなんじゃないかと錯覚する。あまりの生々しいラスト、1曲できそう!

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(c)2023 SIGLO/OFFICE SHIROUS/Rooftop/LONGRIDE

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呉城久美(くれしろくみ) @93maruko

コメント沢山ありがとうございます😭 https://t.co/e14CnjhRJL

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