ギャスパー・ノエ、人生の終わりを捉えた新作「VORTEX」を引っさげ来日決定

監督最新作「VORTEX ヴォルテックス」の公開を控えるギャスパー・ノエの来日が決定。11月14日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われる先行プレミア上映に登壇する。

本作は、人はどのように死んでいくのかという誰もが目をそむけたくなる現実を、真正面から冷徹に見つめた作品。画面を分割するスプリットスクリーンによって、老夫婦の日々が2つの視点から同時進行で映し出されていく。「サスペリア」を手がけたダリオ・アルジェントが映画評論家の夫を演じ、「ママと娼婦」のフランソワーズ・ルブランが元精神科医で認知症を患う妻に扮した。

ノエの来日は「CLIMAX クライマックス」以来およそ4年ぶり。先行プレミア上映の詳細は追ってアナウンスされる。

なお、YouTubeでは30秒の予告編が公開中だ。

「VORTEX ヴォルテックス」は、12月8日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。

「VORTEX ヴォルテックス」30秒予告