「学生残酷映画祭2023」の開催日が12月30日に決定。東京・阿佐ヶ谷ロフトAで行われる。このたび、
2009年から2017年まで続いた「学生残酷映画祭」は、流血や人体破損の描写があるジャンル映画“残酷映画”を専門としたコンペティション形式の学生映画祭。これまで学生のみを対象としてきた本映画祭だが、6年ぶりの開催にあたり年齢問わず残酷映画を愛するすべての人が応募可能になった。作品の応募は11月20日まで受け付けている。
清水とともに審査員を担うのは、映画秘宝2代目編集長の
また、本映画祭を支援するクラウドファンディングが12月5日23時59分までMotionGalleryで実施中。返礼には、映画祭オリジナルグッズなどが予定されている。
学生残酷映画祭2023
2023年12月30日(土)東京都 阿佐ヶ谷ロフトA
開場 12:00 / 開映 12:30
<審査員>
清水崇 / 田野辺尚人 / 三留まゆみ / 高橋ヨシキ
清水崇 コメント
僕はホラーばかり作っていますが、“痛そう”なのや“血”は苦手です。
自分の怪我や血走った目で(眼科の拡大映像で見て)、3回気絶した事があります。
心情や感情、美も笑いも伴わない悪戯な残酷描写はもっと苦手です。
久々のこの宴で、血肉湧き踊り【勇気が溢れ、全身に緊張感が漲る。の意】過ぎて、
気絶しないよう“ルドヴィコ刮目”させていただきます。
佐藤雄二(学生残酷映画祭 初代主催)コメント
大学生時代、私の周りには恋愛映画や青春映画を撮っている人ばかりでした。
私はというとホラー映画ばかり作っていました。そんな私は周りから変人扱いされるようになりました。
しかし、きっと世の中にはホラー映画、ジャンル映画が好きな仲間がいるはずだ! そう思い、学生残酷映画祭を作りました。
最初は高田馬場の小さな芝居小屋を借りて独りで立ち上げました。作品が集まるか、観客が来るかもわからない中での開催でした。
応募締切の2日前までにきた作品は2作品だけ。不安しかありませんでした。しかし、締切日には郵便受けから溢れるほどの応募作品がきました。
開催当日は収容人数50人ほどの小さな劇場が満席になりました。この日ほど幸せだった日はありません。そこにはホラーを馬鹿にする奴らはいませんでした。皆が血みどろのスクリーンに拍手を送っていたのです。
あれから14年が立ち、映画祭は休止期間を経て10回目を迎えます。
グダグダ悩むだけの青春映画やトップレスすらない恋愛映画より、マシンガンを撃ちまくって血糊が飛び散ってゾンビに臓物引き出される映画の方が楽しいだろ!?
この映画祭は、自分達を馬鹿にし蔑ろにする社会への宣戦布告だ!!
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tAk @mifu75
「学生残酷映画祭2023」審査員に清水崇ら「“ルドヴィコ刮目”させていただきます」(コメントあり) https://t.co/IcBYKkliKN