ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」の制作発表記者会見が本日10月15日に開催され、
入江喜和による同名マンガを橋部敦子が脚色する本作。地味でタフな主婦・伊沢ゆりあが、意識不明の要介護状態となった夫の“彼氏”“彼女”“隠し子”と奇妙な同居生活を送るさまが描かれる。ゆりあを菅野が演じた。
菅野は自身が演じる役柄について「私自身もどちらかと言うと女性らしさよりは、男っぽさでやっているところがあるなとは思うのですが、さすがに愛人の子どものお世話までは……(笑)。旦那さんのオムツも変え、愛人の子どものオムツまで変えるというのは、よっぽどの人だな、見上げた女性だなと思いながら演じています」と語る。
現場の雰囲気を尋ねられると、鈴鹿は「松岡さんがいらっしゃるシーンは、男性スタッフの皆さんが歌を歌ったりしながら、楽しく撮影しているなぁって思いながら、そばで見ています」と回答。松岡は「子どもたちという2人の天使がおりますので、その天使を中心に撮影していると思っていたのですが……恐縮です。でも、確かに親父ギャグが多いな、とは思っておりました(笑)」と茶目っ気たっぷりに返した。
便利屋・伴優弥役の木戸は「伴ちゃんの裏表のない少年のように明るい部分や、僕自身初めてとなる子どもがいる役を通して、新しい自分を皆さんにお見せできたらいいなと思っています」と意気込む。ゆりあの義妹・伊沢志生里役の宮澤は「私が演じる志生里は、今まで演じてきた役の中でも、相当強烈な役です(笑)。なかなかシリアスなトピックがたくさんある物語の中で、志生里が出てくるとリズム感やテンポ感が変わるので、私も演じていて楽しいです」と口にした。
志田は「個性豊かなキャラクターがたくさん登場する中で、私が演じる前田は医師ということもあり、一番普通で、悩みもない人間なのかなと思っております」とコメント。三田は「菅野さんとは初共演で、『どんな方かな?』と思っておりましたが、とてもナチュラルで、芝居もしっかりしているので、とても楽しく過ごしています」と伝えた。
イベントでは、作品タイトルの“赤い糸”にかけて“運命的なつながりを感じた人”を尋ねる質問が。白山は「みのん役の田村海夏ちゃん」、吉瀬は「菅野美穂さん。実は菅野さんとは共演が3作目で、しかも今回は血のつながった姉妹役ということで、もう“赤い糸”ですよね」と共演者の名前を挙げる。“子ども”と答えた田中は「初めての子どもなので、鼻など、自分に似た部位があることが、本当にうれしくて、運命だなって思います」と述べた。
金井紘、星野和成、竹園元が監督を務める「ゆりあ先生の赤い糸」は10月19日にスタート。毎週木曜21時から放送される。TELASA(テラサ)」では、地上波放送終了後にドラマ本編を配信。
木曜ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」
テレビ朝日系 2023年10月19日(木)スタート 毎週木曜 21:00~21:54
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菅野美穂 @kannmiho
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