「青いパパイヤの香り」「ノルウェイの森」の
第76回カンヌ国際映画祭でトラン・アン・ユンが最優秀監督賞を受賞した「ポトフ 美食家と料理人」。食を芸術にまで高めた美食家ドダンと、彼が考案したメニューを完璧に再現する料理人ウージェニーが生み出した極上の料理は人々を驚かせ、その才能への熱狂はヨーロッパ各国に広がっていた。ある日、ユーラシア皇太子から晩餐会に招待されたドダンは、豪華なだけで論理もテーマもない大量の料理にうんざりする。食の神髄を示すべく、もっともシンプルな料理“ポトフ”で皇太子をもてなすとウージェニーに打ち明けるドダン。だがそんな中、ウージェニーが倒れてしまう。ドダンは自ら作る料理で、愛するウージェニーを元気づけようと決意する。
プロとしての矜持を持って生きる天才料理人ウージェニーを演じたのは「イングリッシュ・ペイシェント」「真実」の
「ポトフ 美食家と料理人」は12月15日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。なお本作は第36回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門で上映され、トラン・アン・ユンも来日する予定だ。詳細は同映画祭の公式サイトで確認を。
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トラン・アン・ユン7年ぶりの新作「ポトフ 美食家と料理人」予告公開 https://t.co/kIJ9CHbIAN