映画「
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、若き日のウィリー・ウォンカがいかにして世界一のチョコレート工場を作ったのかを描く物語。「パディントン」シリーズのポール・キングが監督・脚本を担当し、ティモシー・シャラメが主演を務めた。
本作では、セリフに加え劇中に登場する全13曲の楽曲をキャストが吹き替える“完全吹替版”が製作。本国のボイステストを経てウォンカ役を射止めた花村は「テストがあると伺ってからは自分でボイスメモを録り練習をしましたが、テスト本番ではびっくりするくらい棒読みに……。そのあとの歌のテストでは気持ちよく歌えましたが、映像と口が合わず。アフレコでは“ウォンカの歌”として歌えるようがんばります」と伝える。ウォンカの相棒となるヌードル役のチッチはボイステストについて「ルンルンで臨みました! ヌードルの人生を想像しながら声を吹き込むのが楽しくて。帰り道で“落ちたらどうしよう”と不安が押し寄せました。なので(合格して)うれしかったです」と笑顔を見せた。
チョコレート好きの警察署長と神父をそれぞれ演じる長田と松尾。長田は「僕らは(コンビ名に)“チョコレート”がついているのでボイステストはパスしました。ボイスとか関係ないですね」とジョークを飛ばす。松尾が「“チョコレートパス”ですね。僕はダンボール工場で働いていましたし」と本作との関連性をアピールすると、長田は「うちは実家が町工場ですからね。俺自身がチョコレート工場、リアルウォンカです」と発言し会場を盛り上げた。
意地悪でがめついミセス・スクラビット役の松本は「(ミセス・スクラビットは)ウォンカをだます役。私はテストやオーディションがなくオファーが来たので、皆さんにそういうふうに見られているのかな?と複雑な気持ちですが(笑)。でも役者冥利に尽きる役ですのでがんばりたいです」と口にする。
花村は「ここ4~5年は声優のお仕事がしたいと言っていたので、その夢が叶うと同時に、自分の歌声を作品に乗せていただけるというのが幸せです。ヌードルと一緒に夢をつかみたいです」、チッチは「BiSHの活動を通じて培った、心をつかんで何かを伝える気持ちを作品に生かせたらと思います」と意気込む。ウォンカの夢を邪魔するチョコレート組合の長・スラグワース役の岸は「夢は阻止します! 我々低音のおじさんたちが……」と役柄にちなんで花村とチッチに告げ、笑いを誘う。チョコレート組合の一員・フィクルグルーバー役の武内は「本国の俳優と役の解釈を一致させることを大事にしたいです。役作りを一緒にしたうえで“日本語ナイズ”する。より日本人に楽しんでもらえるしゃべり方ができたらいいなと思っています」と語った。
最後にチッチは「今回、声優に初挑戦します! 素敵な皆さんと一緒に作品を作ることが幸せです。夢を見ることの素晴らしさを伝えられるよう精一杯努めます」とコメント。花村は「夢を追いかける、見つけることの素晴らしさを感じていただける作品にしたいです」と呼びかけた。
その後、登壇者たちは神田明神の境内に移動。絵馬型パネルに書いたそれぞれの夢を披露した。チッチは、“イケてるおばあちゃんになりたい”という思いを乗せ「イケオバ」、花村は「グループでドーム バンドで武道館!」と記載。その後バルーンに絵馬を結び、願いを込めて空に放った。
またイベントでは、登壇者のほかの吹替キャストも発表。チョコレート組合の1人・プロドノーズ役で
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は12月8日に全国で公開。
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【イベントレポート】花村想太がウィリー・ウォンカの吹替を担当!セントチヒロ・チッチと「夢をつかみたい」https://t.co/JHRwHdh65O
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