本作は、育った環境も考え方もまったく異なる4人の男女が、日常の中で友情や恋愛にまつわる人間関係に直面し、ふとした出来事を機に巡り会う物語。「silent」で一躍脚光を浴びた生方美久が脚本を手がけ、
臼田が演じるのは、松下演じる春木椿の婚約者・小岩井純恋(こいわいすみれ)。椿とはもともと高校時代の同級生で、卒業後しばらくしてから、同級生の結婚式で再会したことをきっかけに交際を始めた間柄だ。結婚も決まり幸せそうな2人だったが、椿はたびたび聞かされる純恋の“男友達”の存在が気になってしまう。
臼田が木曜劇場に出演するのは、2020年7月期の「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」以来3年ぶり。プロデューサーの村瀬健によると、純恋は臼田に当て書きで造形された人物だそう。
臼田は生方が手がけた脚本の感想を「今まで何度か感じたことはあるけれど、何となくやり過ごせてきた日常の中での違和感のようなものを、丁寧に紐解いて言葉を紡いでいる台本だと感じました。会話劇の中に、妙に腑に落ちるフレーズが落ちていたり、どんなシーンになるのか楽しみになる台本です」と語っている。
※高野舞の高は、はしごだかが正式表記
木曜劇場「いちばんすきな花」
フジテレビ系 2023年10月12日(木)スタート 毎週木曜 22:00~22:54
※初回20分拡大
臼田あさ美 コメント
オファーを受けて
お話をいただき、村瀬さん×生方さんのタッグということで台本を読む前からワクワクしたのを覚えています。ただ役どころは意外でした!
台本の感想
今まで何度か感じたことはあるけれど、何となくやり過ごせてきた日常の中での違和感のようなものを、丁寧に紐解いて言葉を紡いでいる台本だと感じました。会話劇の中に、妙に腑に落ちるフレーズが落ちていたり、どんなシーンになるのか楽しみになる台本です。
意気込み
そのまま、真っ直ぐ、演じたいです。“良い”とか“悪い”とか、そういう結論ではなくて、心が“通う”とか“通わない”とか、そういう感覚を大事にしたいと思いました。
視聴者へのメッセージ
誰かのセリフにハッとしたり、ホッとしたりしながら見ていただける作品になるのではないでしょうか。とても優しいドラマになれば良いなと思っております。是非、木曜劇場「いちばんすきな花」をよろしくお願いします。
村瀬健 コメント
臼田さんとは、初めてお仕事させていただきます。共通の知り合いやお仕事仲間が多く、何度もお会いしているのですっかりご一緒した気になっていたのですが、お仕事をするのは初めてです。ご本人の人となりや醸し出す雰囲気がとってもすてきなので、そのイメージを生かしつつ、脚本の生方さんに話しつつ、恒例の当て書きで純恋というキャラクターを作ってきたのですが、臼田さん曰く「意外」で、なんなら全然違っていたようです(苦笑)。まあ、でも、臼田さんは演じる役によってまったく違う雰囲気を醸し出す方なので、間違ってはいない、はず!です。ふんわりした優しいイメージ、理想の奥さん、みたいなイメージがある一方で、もしかしたら本当はその裏で全然違うことを考えていたりするんじゃないか?とも感じさせてくれる、良い意味で“奥に何かありそうな女優さん”だと思っています。純恋は、“男女の間に友情は成立するか?”という、このドラマのテーマを象徴する役です。彼女が一体どんな女性なのか? 彼女の言う“男友達”との関係とはどういうものなのか?? そのあたりを気にしながら見ていただけたら、このドラマをより深く楽しんでいただけると思います。
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