映画「
本作は、飼い主に捨てられた犬のレジーが、大好きな主人が本当は最低の人間だったことに気付いて“闇堕ち”し、仲間とともに復讐に燃えるさまを描くコメディ。オリジナル版にはウィル・フェレル、ジェイミー・フォックス、アイラ・フィッシャー、ランドール・パーク、ブレッド・ゲルマン、ウィル・フォーテが参加した。
秋山はボーダー・テリアのレジー、マギーは同じ名前を持つオーストラリアン・シェパードのマギーに声を当てる。映画「キャッツ」の吹替版で猫を演じた経験を持つ秋山は「今回は、犬なので救急車に向けて吠えていました。医者に止められたけれど、そこをなんとかとお願いして狂犬病の注射もしました」とジョークを飛ばし、「こんなに公式に下ネタいっていいんだ!ということで思い切って演じました」とアフレコを振り返る。マギーは「マギー役でマギーということ、そして、20代の頃からナレーションや吹き替えのお仕事をしたいと思っていたので決まった時はめちゃくちゃうれしかったです!」と本作への出演を喜んだ。
そして森久保は野良犬界でカリスマ的存在のボストン・テリアのバグ役、津田は心優しきセラピー犬グレート・デーンのハンター役、森川はレジーの“クソ飼い主”ダグ役に起用された。
映画「スラムドッグス」吹替版予告編
秋山竜次 コメント
オファーがあった時は、歩きながらずっと嬉しいな~と言っていました。ただ、正直、犬だからどうやってやるんだろうと。クリエイターズ・ファイルで実写のロルフという犬を演じていたので(オファーが)きたんだろうなと思いました。
僕が演じたレジーというワンちゃんは、飼い主にめちゃくちゃにされてとてもかわいそうなんです。自分自身、犬を飼っているので気持ち入っちゃいました。でも、途方に暮れていたところで仲間に出会って、最低な飼い主にやり返していくという。こんなに小さくても立ち向かうんですよ。かわいそうだけど、応援したくなるやつですね。そして、犬なんだけどちゃんと演技をしています。なめちゃいけないです。その目の表情などに注目して欲しいです。そして、こんなに公式に下ネタいっていいんだ!ということで思い切って演じました。
役作りのため猫の時はボンネットで寝ていたけど、今回は、犬なので救急車に向けて吠えていました。医者に止められたけれど、そこをなんとかとお願いして狂犬病の注射もしました。四足歩行はもちろん、お腹とか極力みせていきました。
マギー コメント
マギー役でマギーということ、そして、20代の頃からナレーションや吹き替えのお仕事をしたいと思っていたので決まった時はめちゃくちゃうれしかったです! 犬役は人間と違って声の先入観はないと思うので逆に受け入れてもらえるかなとポジティブに変換して挑ませていただきました。ただ、右も左もわからない状態だったんですけど練習はできるので事前に練習をしっかりした上で、あとは現場でがんばろうと思いました。私は、チワックスを飼っていて、ひとり暮らしの方々なら共感していただけるかと思うのですが、10年間一緒にいて普段から彼女の想いを私がアテレコしながら過ごしています。それが活かされたかなと思います(笑)。
私が演じたマギーは、紅一点で、凛としていて強気なところもあるんですが、実は恋心も持っていたりします。そして、みんなのお姉さんというかまとめ役でもあります。
犬役は、今後もあまりないと思うのでとても貴重な経験ができました。
森久保祥太郎 コメント
演じたバグは、小型犬でありながらも、人間にも大型犬にも臆することなく野良犬スラム街でたくましく生きていて、自分のコミュニティー仲間を大切するリーダー的存在。人情味ならぬ犬情味ある犬ですが、過去に閉じ込めたトラウマもある。野良犬道をまっすぐ生きる犬です。家族の居る自宅では到底リハーサルできないセリフのオンパレードでしたが、このセリフ達が本作のグルーヴを作っています。観終わって劇場を出た皆さんが思わず口走ってしまわないか心配しておりますが、そのくらい、作品の世界観を担っています。以来、我が家の愛犬が吠えるたびに心情を慮るようになりました。またまた世間を騒がす問題作、いや、注目作が世に放たれました。気軽に爽快に盛大に笑って許して! でも観終わった後には、ご自宅の愛犬や街で見かける犬達に心寄せたくなるはずです! 知らんけど~!
津田健次郎 コメント
気の弱い臆病な大型のセラピー犬を演じています。キワドイ台詞も含めて、なかなかこういう作品をやらせて頂く機会はないので収録が楽しみでした。可愛い犬たちの下品で楽しい会話や心の交流が楽しい作品だと思います。他では観られない犬たちが繰り広げるちょっとお下品なコメディ、お楽しみに!
森川智之 コメント
沢山いろんな犬種のかわいいワンちゃんが登場するのに、大の犬嫌いで自堕落な最低男を演じます。これほどまでダメ男を皆さんは見たことがないと思います。おそらく彼がスクリーンに登場した瞬間に、皆さんの心の中で「こいつサイッテー!」って思うでしょう(笑)、作中一番の嫌われ者です。見どころは何と言っても自分の会社の社名を飼い犬の名前にするほどの愛犬家の私が、超犬嫌いな人物を演じるところです。辛かったですが心を鬼にして演じました。真逆な感情で演じたので、ある意味リアリティが出ていると思います。楽しかったです。本作をお預け状態でよだれたらして待っている皆さん! 笑いあり涙あり、そしてギャグ満載の「スラムドッグス」! 最後は気分爽快で映画館から出られますよ! ちょっとだけスケベなワンちゃん版「スタンド・バイ・ミー」をご堪能あれ!
秋山竜次の映画作品
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映画紹介人 ジャガモンド斉藤 @MondMasa
森久保祥太郎さん!! https://t.co/pTCm8wRDJ9