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「プリキュア」シリーズ20周年記念映画にあたる「映画プリキュアオールスターズF」。全テレビシリーズのプリキュアが集合し、作品の垣根を越えて共闘するさまが描かれる。
公開された現在の心境を問われたキュアスカイ / ソラ・ハレワタール役の関根は「ほっとしています」と述べ、「『プリキュア』の映画は毎回感動する作品になっているので、今回プリキュアとして参加できて、なんて幸せなんだろうと思って。皆さんにこの楽しみを届けられる日がついに来た!といううれしい気持ちです」と笑顔で伝える。キュアプリズム / 虹ヶ丘ましろ役の加隈は「できあがって、スタッフさんに『どうでしたか?』と聞いたときの『すごいです!』という言葉と表情が印象に残っていて。(観客の)皆さんのその顔を見るのもワクワクしていますね」と声を弾ませた。
キュアウィング / 夕凪ツバサ役の村瀬は、「ストーリーラインも美しいし、キャラクターも個性豊かで素敵なんですが、僕としては『一人ぼっちにさせない』というテーマがよかった。すみっこにいる人たちにも『おいで』って言ってくれるようなところが『プリキュア』らしいなと思いました」と話し、加隈も「わかる! 寄り添ってくれるよね」と同意する。関根は「20年間つながってきたバトンの中で、皆さんの中にも“推しキュア”がいると思うのですが、この映画を観たら推しキュアが増えるんではないかと思います! (プリキュアが)78人出ますので!」とアピールした。
イベント中盤には、全国の「映画プリキュアオールスターズF」アンバサダーの子供たちをリモートでつなぎ、質疑応答を行うコーナーも。「大きくなったら私もプリキュアになりたいです。どうしたらプリキュアになれますか?」というピュアな質問に、関根らキャスト陣は思わず涙を見せる。加隈は「プリキュアはかっこよくてかわいいけど、1人じゃできないこともみんなで支え合っていて。映画のポスターでも1人ひとりの色が合わさって虹色みたいになっているように、自分の色を見つけて輝かせて、誰かのためにがんばっていたら、きっと誰かのプリキュアになれるんじゃないかなと思います」と優しく言葉を紡いだ。
「どうしたらお友達がたくさん増えますか?」という質問に対しては、キュアバタフライ / 聖あげは役の七瀬が「テンションアゲアゲで毎日笑顔でいたら、みんなとつながることができると思います! 私はあげはちゃんから勉強しました」と回答。キュアマジェスティ / プリンセス・エル役の古賀は「エルちゃんは、ここにいる4人からいろんなことを教わったんです。力を合わせることや、大切な人と家族になっていくのはうれしいことだということ。いっぱい愛情をもらってマジェスティになれました。自分が『大切だな』『大好きだな』って思う人を1人ずつ増やしていったら、いつの間にかお友達がいっぱいできていると思います」と力強く口にした。
最後に関根は、鑑賞前の観客に「どうぞ、楽しんでください! そして、プリキュアたちを応援してあげてください」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
なお、本作がタイ、ラオス、カンボジア、台湾、香港、マカオの劇場で公開され、イタリアで開催されるLucca Comics & Games2023でイベント上映されることも解禁された。「プリキュア」シリーズが海外で興行として公開されるのは本作が初となる。
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