すべては、生き抜くために。杉咲花×若葉竜也が共演する映画「市子」予告

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杉咲花が主演する映画「市子」の予告編がYouTubeで公開された。

「市子」ポスタービジュアル

「市子」ポスタービジュアル

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戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheaterの旗揚げ公演作品「川辺市子のために」を、戸田自ら実写化した本作。主人公・川辺市子は、3年間ともに暮らしてきた恋人の長谷川義則からプロポーズされた翌日、忽然と消えてしまう。市子を探しているという刑事がやって来たことで、長谷川は市子がかつて違う名前を名乗っていたことを知ることに。そんな中、彼は市子が置いていったカバンの底から1枚の写真を発見。その裏に書かれた住所を訪ね、市子の壮絶な過去と真実に触れることになる。杉咲が市子、若葉竜也が長谷川を演じた。

予告には学生時代の市子がどしゃぶりの中「全部流れてしまえ!」と叫ぶシーンや、「市子を助けたくて」というセリフを収録。このたび到着したポスタービジュアルには「すべては、生き抜くために。」というコピーが添えられた。杉咲は「ものすごくシンパシーを抱いて、脚本を読み終えてすぐ『絶対にやりたい』と思いました」「本番中に手がしびれたり、想像もつかなかった感情に到達してしまうような瞬間に何度か立ち会えたことが、演じ手として忘れられない時間でした。それがどんな風にお客さまのもとに届くかは怖くもあるのですが、すごい引力を持った作品だったと感じています」と語る。

また本作は、10月4日から13日かけて開催される第28回釜山国際映画祭のコンペティション部門の1つ、ジソク部門に選出された。プログラムディレクターを務めるナム・ドンチョルは「この映画は、まさに主人公の『市子』という存在そのものに関する映画だ。私たちは市子の過去をたどってゆくにつれ、その境遇を理解するだけでなく、同時に、彼女を心から抱きしめてあげたい気持ちに駆られる」とコメント。なお同映画祭での上映が「市子」のワールドプレミア上映となる。

「市子」は12月8日に東京・テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。キャストには森永悠希渡辺大知宇野祥平中村ゆり中田青渚石川瑠華倉悠貴のほか、原作の舞台で主演を務めた大浦千佳も名を連ねた。脚本は「書くが、まま」「根矢涼香、映画監督になる。」の上村奈帆が執筆している。

映画「市子」予告編

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(c)2023 映画「市子」製作委員会

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すべては、生き抜くために。杉咲花×若葉竜也が共演する映画「市子」予告: 杉咲花が主演する映画「市子」の予告編がYouTubeで公開された。 https://t.co/UeO6eS4N0L

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