新進気鋭の劇作家
第73回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品された本作は、米トランプ政権を揺るがす国家機密リーク事件をテーマにした心理スリラー。2017年、米国家安全保障局(NSA)の契約社員だった女性リアリティ・ウィナーが国家機密漏洩の罪で逮捕された。彼女は、ロシアのハッカーが探り出した“2016年アメリカ大統領選への介入疑惑に関する報告書”をメディアにリークし、“第2のスノーデン”として注目の的に。劇中では当時の実際のFBI尋問音声記録を再現。何気ない会話や息遣い、咳払い1つに至るまで一言一句、完全に再現しようと試みている。
主演はドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の
このたび「正義感は、悪なのか」というキャッチコピーが添えられたポスタービジュアルも到着。YouTubeでは特報が公開され、リーク発覚当時の実際のニュース音声を聞くことができる。サッターは事件の尋問記録について「すでにスリラーが完成されていた。リアリティ・ウィナーとは何者なのかということに完全に夢中になった」と語った。
映画「リアリティ」特報
ティナ・サッターの映画作品
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実際のFBI尋問記録を完全再現、米国を揺るがした国家機密リーク事件を描くスリラー(特報あり) https://t.co/pkF37c2YqA