「私をショーに出して」クリステン・スチュワートが懇願、クローネンバーグ新作の特別映像

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デヴィッド・クローネンバーグが監督を務めた映画「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」の本編の一部が、YouTubeで公開された。

「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」新場面写真

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「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」ポスタービジュアル

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本作の舞台は、人類が生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚を失った“そう遠くない未来”。“加速進化症候群”のアーティスト、ソール・テンサーは体内に生み出す新たな臓器にパートナーのカプリースがタトゥーを施し摘出する前衛ショーを行い、チケットが完売するほどの人気を博していた。そんな中、政府は人類の誤った進化と暴走を監視するため“臓器登録所”を設立。そしてソールのもとに、生前にプラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる。ヴィゴ・モーテンセンがソールを演じた。

この映像は、クリステン・スチュワート扮する臓器登録所で働く女性ティムリンの登場シーン。ソールに尊敬と憧れを抱くティムリンは「私をショーに出して」と懇願する。そして願いを受け入れられなかった彼女が、ソールの唇へと手を伸ばし、口の中をゆっくりのぞき込む様子が映し出されていく。

なお、モーテンセンは本作を「デヴィッドの頭の中にある数々の先入観を繋ぎ合わせたような、特別なストーリー。本作はおそらく彼にとってもっとも自伝的なストーリーだと言えるだろう」と評する。プロデューサーのロバート・ラントスは「『クラッシュ』のときと同じように、デヴィッドにしかできない手法で独自の世界が描かれていて、すぐに引き込まれた」と脚本を読んだ際の印象を明かした。

「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」は全国の劇場で上映中。8月18日に34館で封切られ、初日から3日間で動員は9108人、興行収入は1358万7210円を記録した。

「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」本編映像(ヴィゴ・モーテンセン×クリステン・スチュワート)

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(c) Serendipity Point Films 2021 (c)2022 SPF (CRIMES) PRODUCTIONS INC. AND ARGONAUTS CRIMES PRODUCTIONS S.A.

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tAk @mifu75

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