スターチャンネルEXにて配信中のアイルランド発コメディドラマ「フランク、アイルランドのダメ男。」より、主演・脚本・製作を担った
アイルランドのダブリン郊外に暮らす、“愛すべきダメ男”フランクの日常を描く本作。32歳独身、自称ミュージシャンの無職のフランクは元カノ・オーニャとずるずる関係を引きずりながら怠惰な生活を送っていた。そんなある日、彼女に新しい恋人ができたと耳にして心を乱すことに。彼は親友ドゥーファスを巻き込んで、オーニャの新恋人への妨害作戦を開始。その一方フランクの周囲ではさまざまなトラブルが発生し、彼の自由すぎる行動が事態を炎上させていくことになる。
ドーナルはブリアンとの仕事について「映画、短編、舞台で共演はしているけれど、長い作品に2人で主演したことはなくて。はじめはいったいどれほど大変なのか想像もつかなかったけど、この作品はブリアンとでなければやれていなかったと思う」と話す。また、彼らはプロットを作る段階からさまざまなアイデアを出し合ったと言い、ドーナルは「僕たち兄弟の異なる視点やそれぞれのユーモアのセンスが込められている」とアピールした。
本作には彼らの実父である
各エピソードに映画ネタがちりばめられている本作について、ドーナルは「かなり初期の打ち合わせで3人(ドーナル、ブリアン、共同脚本のマイケル・マロニー)の口からそろって出た作品名が『タクシードライバー』だった」と述懐する。同作を引用した1話のシーンに言及し「『タクシードライバー』のロバート・デ・ニーロを、アンチヒーローではなく紛れもないヒーローだと思い込んでいるフランクの姿を見せることで、彼の人柄が伝わるからね。とはいえ、あくまでも強烈なパロディではなく、自然とストーリーの中に入れているよ」とこだわりを語る。
また、ブリアンは「このドラマにはアイルランド人の感性ももちろんあるけど、ほかにも僕たちが観て育った『ザ・シンプソンズ』やイギリスのテレビ番組から受けた感性も融合していると思う。『ジム・キャリーはMr.ダマー』のようなアメリカ特有の要素にアイルランド音楽を融合させるのも面白かった。さまざまな感性をこのドラマに取り入れてブレンドするのは素晴らしかったし、新しい試みだったと思うよ」と伝えた。
「フランク、アイルランドのダメ男。」の字幕版は9月11日から毎週月曜23時、吹替版は9月22日から毎週金曜22時にBS10 スターチャンネルでオンエア。9月3日23時には吹替版第1話が無料放送される。
フランク、アイルランドのダメ男。
配信
スターチャンネルEXにて字幕版・吹替版ともに配信中
※全6話
放送
BS10 スターチャンネル STAR1
2023年9月11日(月)スタート 毎週月曜 23:00~ほか
※9月3日23時より吹替版第1話無料放送
※字幕版
BS10 スターチャンネル STAR3
2023年9月22日(金)スタート 毎週金曜 22:00~ほか
※吹替版
tAk @mifu75
ブリアン&ドーナル・グリーソン兄弟、家族で共演したアイルランド発のコメディを語る(コメントあり) https://t.co/zDWy6opnyW