ミッキー・カーチス主演映画「運命屋」製作 主題歌は細野晴臣、劇伴はSUGIZO

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今年85歳を迎えたミッキー・カーチスが主演を務める短編映画「運命屋」の製作が決定。カーチスと50年以上の親交がある細野晴臣が主題歌を担当し、ロックバンドLUNA SEAX JAPAN、THE LAST ROCKSTARSのメンバーであり、作曲家として世界的に活躍するSUGIZOが劇伴を手がけることも発表された。

ミッキー・カーチス

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本作は、元ミュージシャンの老人が人の記憶と命を管理するという謎めいた“運命屋”の女性と出会ったことから展開する物語。彼は寿命をまっとうするか、大切な人の記憶と引き換えに寿命を延ばすか決断を迫られ、人生において1番大切なものとは何かを自身に問いかける。カーチス自身が80代のすみかとして選んだ北海道・名寄市でオールロケを実施。劇中では同市の風景と音楽とともに、最期の決断を前に起きる奇跡の瞬間が描かれる。

主人公を演じるほか、音楽プロデューサーも務めるカーチスは「運命なんてのは明日のことだってわからない。これが俺の最後の作品になるかもしれない。だからこそ、とにかく楽しい仲間たちと映画を作る。映画のタイトルは『運命屋』。そこにも運命を感じてる」とつづった。

広山詞葉

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森田と純平

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また本作の企画・プロデューサーを兼任し、“運命屋”の女性に扮する広山詞葉は「芸の師匠であり生き方の師匠であるミッキー・カーチスさん。私も明日の人生のことはわからない。大好きなミッキーさんの“今”を映画に映したい。大好きなミッキーさんと“今”お芝居がしたい。運命は自分で切り開くものだと、この作品を企画致しました。大先輩方にご教授いただきながら、大切なこの作品を紡ぎます」とコメント。監督と脚本を担う森田と純平は「この作品はずいぶん悩んだ。脚本の段階でミッキーさんと運命や死について語り合う。とても深く重い。それでいて、ポップ。この時作品の『色』が決まった。きっと今のミッキー・カーチスだから描ける物語」と語った。

「運命屋」は2024年に約25分の短編映画として完成する予定だ。

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(c)2023 映画「運命屋」

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