「silent」村瀬健×生方美久が再タッグ、多部未華子がドラマ「いちばんすきな花」で主演

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「silent」のプロデューサー・村瀬健と脚本を手がけた生方美久が再タッグを組むドラマ「いちばんすきな花」がフジテレビ系の木曜劇場枠で10月にスタート。多部未華子が主演を務めることも発表された。

ドラマ「いちばんすきな花」で潮ゆくえを演じる多部未華子。

ドラマ「いちばんすきな花」で潮ゆくえを演じる多部未華子。

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「silent」の高野舞が監督を務める本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに4人の俳優が主演する“クアトロ主演”ドラマ。主人公は潮ゆくえ(うしおゆくえ)、春木椿(はるきつばき)、深雪夜々(みゆきよよ)、佐藤紅葉(さとうもみじ)という別々の人生を送ってきた4人の男女だ。劇中では「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達ではなくなってしまった」「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常の中で人間関係の問題に直面した4人が、ふとした出来事を機に巡り会い、友情と恋愛というテーマに向き合っていくことになる。

多部が演じるのは、新潟から上京し、妹と2人で暮らしながら学習塾の講師として働いているゆくえ。彼女は、他人や物事を一辺倒に見ないことで、周りに新鮮な意見を与える一方、自身のことに関しては“こうしなきゃ”と思い込みがちな一面を持つキャラクターだ。子供の頃から勉強も運動も人間関係もすべてがんばってきたが“がんばると嫌われる”ということも知っており、女友達にあまり本音を出すことができず、子供の頃から2人組を作ることを苦手としてきた。そんなゆくえには学生時代から1人だけなんでも話せる男友達がいたが、ある日突然「もう会えない」と言われ、友情関係は終わることに。友人を失いがんばれなくなった彼女は、ある日、椿、夜々、紅葉と出会うことになる。

フジテレビ系連続ドラマ初主演となる多部は「生方さんが書く台詞(せりふ)ひとつひとつがとても魅力的で、独特で、そんな印象に残る台詞(せりふ)をわたし自身も発してみたいと思い、今回、参加させていただきたいと思いました。これから自分が演じる役がどうなっていくのか、全てのキャストの行く末が気になります」と述べ、演じるゆくえについて「自分の本音をなかなか言えず、人に合わせようとして生きてきました。誰かが何気なく言った些細(ささい)な一言が心にずっと残っていたり、自分の本音とは裏腹な態度をとってしまったり。そんなことは誰にでも日常的に起こり得ることですし、同じような思いをしている方は、世の中にたくさんいるんだろうなと思っています。そういう意味で共感しやすいキャラクターだと思います」と紹介した。

また村瀬は「性別も年齢も境遇も違う男女4人、それぞれの“想い”を丁寧に描きながら、4人の“想い”が交錯することで物語が展開していく、今までにないドラマになっていると思います」と語り、「多部未華子さんに加え、これ以上ない最高のキャストの皆さんが、あと3人揃って下さっています。それが一体誰なのか? 予想しながら、楽しみにしていただけたらうれしいです」と呼びかけている。

ドラマ「いちばんすきな花」は毎週木曜22時よりオンエア。

※高野舞の高は、はしごだかが正式表記

木曜劇場「いちばんすきな花」

フジテレビ系 2023年10月スタート 毎週木曜 22:00~22:54

多部未華子 コメント

出演が決まったときの感想、台本を読んだ印象

脚本家の生方さんが書く台詞(せりふ)ひとつひとつがとても魅力的で、独特で、そんな印象に残る台詞(せりふ)をわたし自身も発してみたいと思い、今回、参加させていただきたいと思いました。これから自分が演じる役がどうなっていくのか、全てのキャストの行く末が気になります。まだ想像がつきません。

潮ゆくえという役柄について

彼女は自分の本音をなかなか言えず、人に合わせようとして生きてきました。誰かが何気なく言った些細(ささい)な一言が心にずっと残っていたり、自分の本音とは裏腹な態度をとってしまったり。そんなことは誰にでも日常的に起こり得ることですし、同じような思いをしている方は、世の中にたくさんいるんだろうなと思っています。そういう意味で共感しやすいキャラクターだと思います。

視聴者へのメッセージ

見てくださる皆様の心に留まる作品になればうれしいなと思います。頑張ります。

村瀬健(プロデューサー)コメント

“男女の間に友情は成立するのか?”…この永遠のテーマをいつかドラマにしたい。ずっとそう思っていました。でも、これは物語化するのが非常に難しいテーマです。生方美久さんと出会い、一緒に「silent」を作ったことで、彼女とならこの難しいテーマを面白いドラマにできるんじゃないか?と思いました。そして“このテーマでやってみませんか?”と提案したところ、想像をはるかに超えるとんでもなく面白い物語を生み出してくれました。しかも“4人主役”という、これもまた僕がいつか挑戦したいと思っていたアイデアを最高な形で生かした、見たことのない新しいドラマになっています。性別も年齢も境遇も違う男女4人、それぞれの“想い”を丁寧に描きながら、4人の“想い”が交錯することで物語が展開していく、今までにないドラマになっていると思います。しかも、“男女の間に友情は成立するのか?”というドラマを作ろうと思い立ったとき、最初に頭に浮かんだ多部未華子さんをお迎えすることができたのは、このドラマにとって最高の幸せです。少女のような可憐(かれん)さを持っていて、なのに大人の冷静さも同時に感じさせる多部さんのあの特別な魅力に強くひかれていました。また、どんな役も納得感のある“共感キャラ”にしてみせる説得力のあるお芝居も素晴らしく、いつかご一緒したい!とずっと思っていました。“男女の間の友情”というテーマを物語化するのにこれ以上ない方だと思っていたので、オファーを受けてくださった時には、あまりにもうれしくてあからさまにガッツポーズをしてしまいました。多部さんのゆくえさん、僕自身が誰よりも楽しみにしていますし、多部さんだからこそ演じられるゆくえに、きっと多くの方が共感してくださることと思います。“友情と恋”というのは、誰もが感じたことのある永遠のテーマです。それを、ずっと見ていたくなる愛すべき主人公たちの姿を通して、楽しみながら考えてもらえる、そんなドラマにしたいと思っています。多部未華子さんに加え、これ以上ない最高のキャストの皆さんが、あと3人揃って下さっています。それが一体誰なのか? 予想しながら、楽しみにしていただけたらうれしいです。

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読者の反応

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

多部「生方さんが書く台詞(せりふ)ひとつひとつがとても魅力的で、独特で、そんな印象に残る台詞(せりふ)をわたし自身も発してみたいと思い、今回、参加させていただきたいと思いました」/「silent」村瀬健×生方美久が再タッグ、多部未華子がドラマ「いちばんすきな花」 https://t.co/3BLCt1zrOT

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