「
本作は、主人公・真下わかばに関わる人々が次々と殺されていくさまを描いたサスペンスホラーラブロマンス。わかばを演じた久保田は「宇賀那監督の『ジャンルレスな映画を作りたい』という思いを受け、映画ってこんなに表現の自由があるんだなって思えた作品です。たくさんのことにチャレンジさせていただき、忘れられない経験となりました」と2年前に行われた撮影を振り返る。ゆうたろうは「もう血は出てこないので、最後まで楽しんでいただければと思います」と本編鑑賞後の観客に呼びかけ、笑いを誘った。
撮影時の印象的なエピソードについて問われると、久保田は「私と莉子ちゃんが血まみれのシーン」を挙げ、「一度嵐で撮影が中止になって、後日そのシーンだけを撮りに山の中に車で3時間かけて行って。血まみれになりすぎていたので、撮影後に莉子ちゃんと一緒にお風呂に入った思い出があります」と述懐する。宇賀那が「血まみれになったのは初めてですか?」と質問すると、久保田と莉子は「あそこまでは……(ない)」と声をそろえ、久保田は「血糊なのでいろんなものがくっついて大変でした」と苦労を明かした。
ゆうたろうは「もともと『川遊びのシーンで水着を着ます』って言われてたんです。イケメン役だったので、どんな水着なんだろうと楽しみに衣装合わせに行ったら、めっちゃぎりぎりのブーメランパンツを穿かされて!」と驚いたことを回想。宇賀那は「(撮影時に)周りに川で遊んでいるご家族もいたんですけど、皆さんブーメランを見ていらっしゃいました」と報告する。莉子は「泊まりのスケジュールだったので、(撮影が行われた)別荘でずっとみんなでしゃべって、仲よくなりました」と共演者との思い出を笑顔で伝えた。
宇賀那は「吹越満さんや麿赤兒さんといったベテランの方たちが、作品に乗って面白くしてくださったのが励みになったし、支えてくれた。吹越さんなんて段取り、テスト、本番でやることが全部違うんです。それが最高でした」と裏話を披露する。吹越との共演シーンが多かったという久保田は「ずっと新鮮な気持ちでお芝居することができました」と言い、宇賀那は「血が出たら復旧するのに時間がかかるし、やり直しの効かないシーンが多かった。そんな中でも全力でふざけてくれたので、すごく感謝しています」と述べた。
イベント中盤、本作のコピーにちなんで「狂おしいほど愛しているものは?」という質問が。青木は「(映画の)DVDにハマってて。サブスクにない作品をレンタルショップで借りて、レコーダーで再生するのはロマンがあるなと。最近はギョーム・ブラック監督の『女っ気なし』を、夏なので久しぶりに観ました」と回答する。マルチプレイゲームの「オーバークック」と答えた莉子は「料理を作るゲームなんですけど、人間性を学べるんですよ! 協力することとか、仲間に言いすぎたときに反省することとか」とハイテンションで力説。宇賀那は「めちゃめちゃダウンロードしたくなるね!」、ゆうたろうは「今度一緒にオンラインでやろう!」と莉子のプレゼンに引き込まれていた。
最後に宇賀那は「小さい映画なので、ここからどう広がっていくかは皆さんの口コミにかかっていると思います。好き嫌いがめっちゃ分かれる映画だと思うんですが、どんな意見でも、皆さんが思ったことを周りの人に伝えてもらえると励みになります」と真摯に言葉を紡いだ。
「Love Will Tear Us Apart」は全国で順次公開中。
※「Love Will Tear Us Apart」はR15+指定作品
黒恵比寿仮面(クロエビ💙) @009ebc
血まみれの莉子と風呂に入った思い出
ってとこに反応してしまったオジサン。 https://t.co/OkMTFXTCGt