本作の主人公は、東京でミニシアター・白鯨坐を営む祖父と暮らす浜田真紀。脚本家を目指し努力をしている真紀だが、なかなかうまくいかない。そんなある日、彼女は映画配給会社に勤める新井国秀と出会い、恋に落ちる。ある夜、国秀から自身が在日韓国人3世であることを打ち明けられ、動揺する真紀。その瞬間から、2人の関係は少しずつ変わっていくことに。そして、自身の不用意な一言で傷付いた国秀が去っていくのを見た真紀は、初めて自分の差別心に気が付き狼狽する。
主演の
プロデューサーの
また内田は「本作は『在日』という言葉がキーワードですが、『差別を受けた人』の話ではなく 『自分が差別をしている、と気付いた人』の話です。 私が葛藤していたのは、まさに自分の中にある『思い込み』や『偏見』でした。『好きな人を好きだと言いたい!』そのために戦うのは『誰か』とではなく『自分』とです。その気付きを、ひとりでも多くの方と共有したいです」とつづっている。
梶原阿貴(プロデューサー)コメント
監督の内田佑季さんと脚本の畠中沙紀さんとの出会いは、今から13年前に遡ります。
当時大学生だった彼女たちと映画を通して付き合っていく中で、いつか一緒に映画を作れたら楽しいだろうなと思っていました。
それがこうして実現する日が来るなんて、本当に夢のようです。
彼女たちの第一歩に立ち会えたことがとても嬉しく誇らしいです。
これからは同じ映画人として刺激を与えあっていければ……。「かかってこいよ」という気持ちです。
内田佑季 コメント
撮影までには、大きな葛藤がありました。
なぜ、この題材で映画を撮るのか?
本作は「在日」という言葉がキーワードですが、「差別を受けた人」の話ではなく
「自分が差別をしている、と気付いた人」の話です。
私が葛藤していたのは、まさに自分の中にある「思い込み」や「偏見」でした。
「好きな人を好きだと言いたい!」
そのために戦うのは「誰か」とではなく「自分」とです。
その気付きを、ひとりでも多くの方と共有したいです。
ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
佐藤玲の主演作「かかってこいよ世界」公開、自身の差別心に気付いた主人公描く(動画あり)
#かかってこいよ世界 #佐藤玲 #飛葉大樹 #三原羽衣 #菅田俊 #内田佑季 @kakattekoi0825
https://t.co/Vjufzyv4Or