「アデル、ブルーは熱い色」で第66回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した
本作は「パリ20区、僕たちのクラス」の原作・脚本・主演で知られる
主人公は医大を中退してパリで映画の脚本家の卵として暮らす青年アミン。故郷のセットにバカンスで戻ってきた矢先、アミンは幼なじみのオフェリエが、婚約者がいながらアミンのいとこであるトニと秘密の関係にあることを知る。やがてニースから来た2人の女性シャルロットとセリーヌに出会うアミンとトニ。女好きなトニが早々にシャルロットと情熱的なキスを交わす一方、内気なアミンはセリーヌに好意を抱きながらもぎこちない会話を続けることしかできない。アミンとトニの家族や親族も加わり、バカンスの日々が流れていく。
シャイン・ブメディンがアミン、オフェリエ・ボーがオフェリエ、
なお、ケシシュは続編として2019年に「Mektoub, My Love: Intermezzo(原題)」を発表。同作は初披露となった第72回カンヌ国際映画祭で、劇中の長時間に及ぶオーラルセックスの描写が物議を醸し、批評家たちの反発を招いたことでも話題になった。
ケシシュは当時の会見で「私にとってもっとも重要なこと、それは人生、愛、欲望、呼吸、音楽、身体を祝福することでした」と弁明。“できるだけ自由な新しい映画体験”を志向し、「先入観を捨てれば、映画に入り込むことができる。私は、あなたが映画でこれらの身体と才能を見ることに大きな喜びを感じます。彼らがいかに魅力的で生き生きしているか、スクリーンで見せたいという直感があったのです」と語っていた。なおケシシュは現在、3作目となる「Mektoub, My Love: Canto Due(原題)」のポストプロダクションを進めている。
(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)
ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
「アデル、ブルーは熱い色」監督の日本未公開作が独占配信、181分の青春ロマンス
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