劇場アニメ「
「クレヨンしんちゃん」シリーズ初の3DCGとなる本作では、ある夜、宇宙から降ってきた白い光の力によって野原しんのすけの体に不思議な力が宿ることから物語が展開していく。もぐらが国際エスパー調整委員会の顧問・池袋教授、かたまりが世界征服をもくろむ組織・令和てんぷく団を率いるヌスットラダマス2世、鬼頭が同委員会埼玉支部の職員でしんのすけに超能力を指南する深谷ネギコに声を当てた。
映画が公開された今の気持ちを聞かれたもぐらは「スタートが本当に好き。馬が生まれてから育ての方や調教の方、ジョッキー……いろんな方がスタートの瞬間に思いを乗せている。この映画もいろんな方がスタートを心待ちにしていたと思います。競馬もしんちゃんもエンタテインメントの仲間ですから」と趣味の競馬に例えて喜びをあらわにする。
かたまりは「本当に最高に面白い映画だと思います。皆さんだけで独占するのはよくありません。映画を観た1人ひとりが、2人に勧めて、その2人がまた2人に勧めて、どんどんしんちゃんの輪を広げていきましょう。この世界をしんちゃんで満たしましょう。幸せになりましょう」と独特のアピールで会場を沸かせた。
「昨日さっそく映画館で観ました!」と話す鬼頭は、「皆さん面白いシーンでは笑っていて、感動するシーンでは涙を流されていて、映画が届いていることを感じられてとても最高な1日になりました。台本の時点で泣いてしまっていたのですが、やっぱり本編を観ても泣いてしまって。その感動をもっともっとたくさんの人に知っていただきたいです!」と笑顔をのぞかせる。会場に来るまで暑くて大変だったと言うしんのすけが、カンタム・ロボが描かれた“勝負パンツ”を披露する一幕もあった。
本作は、公開初日の8月4日時点でシリーズ最高の興行収入を見込める大ヒットスタートを切った。しんのすけ役の小林は「やったー!! もー本当にうれしい。夢見心地ですが、まだ初日なのでこれからも皆さんの力をたくさんお借りして、皆さんと幸せになっていきたい」と、ならはしたちと拍手しながら喜びを分かち合う。構想から7年の期間を費やした本作にちなみ、この7年間での変化を問われた小林は「やっぱり(矢島晶子から)しんのすけ役を受け継いだこと。7年前は夢にも思っていなかった。今年で5年目になりますが、いろいろと経験させていただき、7年間と言わず声優人生で一番の変化でした」と語った。
映画の感想を問われたならはしは「3DCGと聞いたとき、最初は冗談だと思いました。ザ・二次元のアニメですから。ただ、思っていた以上にかわいかった! しんのすけが厚みや丸みを帯びて、みんなころっころっしていて(笑)。とにかくビジュアルが心配でしたが、ホッとしました」と明かす。またならはしは、ファンを前に「(みさえ役は)声が続く限りやらせていただきます!」と宣言していた。
ひまわり役のこおろぎは「みんなで手巻き寿司を巻くシーンがあるのですが、ひまは哺乳瓶を巻いていました(笑)。見逃した方はぜひもう1回」と見どころを話す。サンボマスターによる主題歌「Future is Yours」について「こんなに“君はいたほうがいいよ”と言われたことあります? 私はなかったので涙が出ちゃいました。この言葉を胸にがんばっていけたらいいなと思います」と述べた。
イベントでは、暗黒のエスパーとなり世界への復讐を誓う非理谷充(ひりやみつる)に息を吹き込んだ
関連記事
空気階段の映画作品
関連商品
たっくん @n092t
鬼頭明里
https://t.co/7VazIQJpZc https://t.co/x7Bo5EGO0P