木南晴夏主演でマンガ「セクシー田中さん」ドラマ化、地味OLが夜はベリーダンサーに

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木南晴夏の主演で芦原妃名子のマンガ「セクシー田中さん」がドラマ化。「ミステリと言う勿れ」の相沢友子が脚本を手がけ、10月に日本テレビ系でスタートする。

木南晴夏演じる田中京子。会社では地味なOL(左)、夜はセクシーなベリーダンサー(右)になる。

木南晴夏演じる田中京子。会社では地味なOL(左)、夜はセクシーなベリーダンサー(右)になる。

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本作の主人公は、仕事は優秀ながら友達も恋人もおらず周囲からは変人扱いされている経理部のアラフォーOL・田中京子。同じ会社で派遣社員として働く倉橋朱里は、彼女の雰囲気が最近変わったことが妙に気になっていた。ただ普通に生きていきたいだけなのに、飲み会で出会った商社マンからは「絶対遊んでる」とレッテルを貼られ、大学時代の友人からは友達という言葉を盾に便利に扱われモヤモヤする朱里。ある日、そんな思いを抱えたまま立ち寄ったペルシャンレストランで、朱里はエキゾチックなベリーダンサー・Saliに魅了される。しかし、実はSaliの正体は、あの地味な田中さんだった。一方、田中さんは、朱里に自分の秘密がバレてしまったのではないかと焦り始める。

マンガ「セクシー田中さん」書影

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本作でゴールデン・プライムタイム(GP)帯連続ドラマ初主演を果たす木南は、自身が演じる田中さんについて「まさに魅力の塊ですよね。私も同世代ですが、40歳という年齢で、周りからいろいろ言われるようなところもリアルだし、でもそれを田中さんは受け入れて、受け流して、胸を張って生きている姿がとてもかっこいい」と述べ、「同世代の女性でなくても、その生き方にみんな憧れて、勇気をもらえるドラマになるのではないかと思いました」とコメント。原作者の芦原は「凛としてるけど繊細で、強くて弱くて大人で少女の様な多面的な田中さんを、きっと木南さんならより魅力的に演じてくださるはず。音楽とダンスと素敵なキャストの皆さんとのコラボ、楽しみにしています!」と期待を寄せている。

ドラマ「セクシー田中さん」は毎週日曜22時30分よりオンエア。猪股隆一と伊藤彰記が演出を担当する。

日曜ドラマ「セクシー田中さん」

日本テレビ系 2023年10月スタート 毎週日曜 22:30~

木南晴夏 コメント

原作の感想

まず、ベリーダンスというところが、今まで漫画でもドラマでも見たことがなかったので、新しい着眼点だなと感じました。
田中さんというキャラクターに関しては、まさに魅力の塊ですよね。私も同世代ですが、40歳という年齢で、周りからいろいろ言われるようなところもリアルだし、でもそれを田中さんは受け入れて、受け流して、胸を張って生きている姿がとてもかっこいい。同世代の女性でなくても、その生き方にみんな憧れて、勇気をもらえるドラマになるのではないかと思いました。

ベリーダンスのレッスンについて

すごく楽しいです! 元々ダンスが好きというのもありますけれど、ベリーダンスは今まで踊ったことのないタイプのダンスでした。
年をとってから始める方も多いみたいで、入り口としてはすごく受け皿が広くて楽しいんですけれど、でも「えー! 何その動き!?」みたいな、先生の動きを見て「どこがどう動いてそうなるんですか?」みたいな部分もあって(笑)。突き詰めるとなんでも奥が深いんだと思うんですけれど、そういう動きが難しいですね。
あとは女性らしさ。とにかく先生がよくおっしゃるのが、「踊っているときは、自分が世界で一番いい女だと思え!」と。ベリーダンサーの方たちは皆さん「全人類を虜にしてやろう!」というくらいの自信満々な気持ちで踊るんだそうです。だからとにかく「私! 今から踊りまーす!!」みたいなテンションで、自信を持て、胸を張れといつも言われています。

ベリーダンスを体験して

田中さんという女性がベリーダンスで変わったというのは、「こういうことなんだな」ってわかりやすかったです。とにかく「自信を持て!」「胸を張れ!」って言われ続けるのは、見る人を魅了しようという気持ちにならないと踊れないダンスだから。田中さんが変わるきっかけとして、とても理解できるなと思いました。私も自信を持てる女性になりたい、先生みたいになりたいって思います。

タイトルにちなんで「〇〇木南さん」を教えて

パン好きってすごく言っていただけるので「パン好き木南さん」みたいにパンが枕詞に付くことが多いですね。
今後はこのドラマをきっかけに「セクシー」を目指そうかな。目指すは「セクシー木南さん」(笑)。

田中さんのベリーダンスのように隠されたもう1つの顔は

自分がどういうイメージかあまりわかっていないんですけれど……普段はすごく息つく暇もないぐらい動いて生きています。
スケジュールを埋めるのが生きがいといいますか、何もしない日はあまり作らない。スケジュールを入れたいんです。何も入れられないときは、何か作品を見るとか。
本当はゆっくりしたいんですよ、すごくゆっくりしたい! 1日ダラダラして携帯見て、ソファから動かないみたいな日も作りたいんですけれど、分刻みで動いちゃいますね。「ご飯を食べる時間がない! どうしよう!」みたいにずっと時間に追われてて、「なんで私、こんなに切羽詰まって生き急いでいるんだろう?」って自分でも疑問です(笑)。

視聴者へのメッセージ

「セクシー田中さん」は、みんながみんな、それぞれ自分の道を歩いていいんだと背中を押してもらえる、生きる勇気を与えてくれるようなドラマになると思います。
ぜひ、楽しみにしていただければ嬉しいです!

芦原妃名子 コメント

音楽やダンス、ショーの臨場感、私の画力じゃ表現し得ないものが沢山あって、日頃歯痒い思いをしながら漫画を描いてます。
凛としてるけど繊細で、強くて弱くて大人で少女の様な多面的な田中さんを、きっと木南さんならより魅力的に演じてくださるはず。音楽とダンスと素敵なキャストの皆さんとのコラボ、楽しみにしています!

大井章生(プロデューサー)コメント

な、なんなんだ、この漫画は!?
原作コミック「セクシー田中さん」を読ませて頂いた時に、最初に思ったことです。
主人公が実はベリーダンサー!?
しかも出てくる登場人物たちがみんなクセが強い!
そして笑って読んでいたら、グッと心引き込まれる物語が待っていて…。

木南晴夏さんとは、過去他ドラマでもご一緒させて頂いたことがあり、その圧倒的な演技力にド肝を抜かれました! 今回「田中さん」を演じることを引き受けて下さり、すぐにベリーダンスのレッスンに入って下さった時は「田中さんが動いた!」と感謝感激でしたし、地味な経理部の田中さん・ベリーダンサーの田中さんをどう演じて下さるのか、今からワクワクが止まりません!
一体どんなドラマになるのか!? まだ撮影前ですが、とても楽しみです!

田中さんをはじめ、この物語の登場人物たちが、自分の殻を破り「なりたい自分」になろうとする姿は一歩踏み出す勇気をくれるものです。
個性的なキャラたちが「生きづらさ」に立ち向かい奮闘する姿をコミカルに描き、笑って元気がもらえるドラマを日曜の夜にお届けしたいです!

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(c)芦原妃名子/小学館/NTV

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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