「ルー、パリで生まれた猫」日本公開、現実を受け止め切れない少女が子猫と出会う

フランス映画「Mon chat et moi, la grande aventure de Rrou（原題）」が、「ルー、パリで生まれた猫」の邦題で9月29日より東京・新宿ピカデリーほかで公開される。

本作はパリで暮らす10歳の少女クレムと、キジトラの子猫・ルーの物語。クレムは母猫とはぐれた子猫を屋根裏で見つけ、一緒に暮らし始める。両親の不仲に心を痛めていたクレムにとって、ルーとの生活は心安らぐ時間になっていく。そんなある日、森の別荘を訪れたクレムとルーに、新たな出会いが訪れる。クレムを演じるのは本作が初主演のキャプシーヌ・サンソン＝ファブレス。監督はトナカイを追ったドキュメント「アイロ ～北欧ラップランドの小さなトナカイ～」のギヨーム・メダチェフスキが務めた。

このたび場面写真と、日本版ポスタービジュアルも公開。ポスターはクレムとルーが初めてパリの街を離れて、森にある別荘を訪れた時のシーンが切り取られ、「キミと出会えてよかった」というコピーが添えられている。楽しかったとき、落ち込んだとき、いつもそばに愛する猫がいてくれた感謝の気持ちを表現し、猫への愛満載のビジュアルとなっている。

※「Mon chat et moi, la grande aventure de Rrou」のRrouのuはサーカムフレックス付きが正式表記