大阪にある安アパート・コーポに住む人々の姿を描く本作。ある日、コーポで暮らす住人・山口が首を吊って亡くなっているのが見つかる。似た境遇で暮らす人間の死を目の当たりにした住人たちは、それぞれの人生を思い返すのだった。家族のしがらみから逃げ、どこか人生を諦観しているような主人公・辰巳ユリに馬場が扮した。
馬場のほか、コーポの住人を演じるキャストが明らかに。背広を着ているサラリーマン風情だが女性に貢がせて生計を立てている中条を
また、ユリの弟・カズオ役で
馬場は「少しずつ変化し、ゆらぎながらも暖かく存在し続ける...そんな映画になっていると思います。劇場でこの“ゆらぎ”を体感してほしいです」、岩浪は「公開されるまで『本当なの?』と思い続けるんだろうなと思いますが感動が後から追ってくるタイプなので公開後自分の漫画が映画になった事がとても嬉しくなって一生の記念になるんだろうなと思うと今から楽しみです」とコメントした。
馬場ふみか コメント
何があってもなくても、ただ生きているから今日も生きていく。ぶっきらぼうなようで、優しく繊細に他人の心を感じるユリでした。周りの環境に少しずつ影響を受けながらも、決して流されるわけではなく、淡々と日々を生きていくユリの姿はとても愛おしかったです。「どうしようもないなぁ」と思うけれど、なんだか愛せるコーポの住人たちと彼らを取り巻く様々な環境。少しずつ変化し、ゆらぎながらも暖かく存在し続ける...そんな映画になっていると思います。劇場でこの“ゆらぎ”を体感してほしいです。
岩浪れんじ コメント
コーポ・ア・コーポは私にとって初めての連載作品なのですがまず連載が決まった時「本当か?」と思い連載が始まって「本当だった」となり単行本になると聞いて「本当に?」となり一巻が出て「本当だった」と思いましたので、映画化しますと聞いてまた「本当に?」と思い、担当さんから脚本などいただき「本当?」と思い続け、キャストさんやスケジュールなどを聞き「本当なのか?」と思い、皆さんよりちょっと先に観まして「ここまで来ると本当なのかもしれない?!」と思いまして今これを書いています。公開されるまで「本当なの?」と思い続けるんだろうなと思いますが感動が後から追ってくるタイプなので公開後自分の漫画が映画になった事がとても嬉しくなって一生の記念になるんだろうなと思うと今から楽しみです。本当だと良いな。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“監督を仁同正明、脚本を近藤一彦が担う”/「コーポ・ア・コーポ」主演は馬場ふみか 東出昌大、倉悠貴、笹野高史ら共演 - 映画ナタリー https://t.co/gsdJChdJOr