満島真之介が放送文化基金賞で演技賞「誰かのヒーローになりたい」、長澤まさみも受賞

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第49回放送文化基金賞の贈呈式が本日7月13日に東京・オークラ東京で実施され、演技賞を受賞した満島真之介長澤まさみが登壇した。

左から長澤まさみ、満島真之介。

左から長澤まさみ、満島真之介。

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満島真之介(中央)

満島真之介(中央)[拡大]

2022年4月から2023年3月に放送・配信された番組などのコンテンツ、個人、グループを対象に、ドキュメンタリー、ドラマ、エンターテインメント、ラジオ、放送文化、放送技術などの部門で審査が行われた同賞。ドラマ部門には全国の放送局から55件の応募・推薦があり、「エルピス―希望、あるいは災い―」に最優秀賞、ドラマ10「大奥」に優秀賞、「ブラッシュアップライフ」と「ふたりのウルトラマン」に奨励賞が贈られた。

満島真之介

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「ウルトラマン」を支えた脚本家にスポットを当てたドキュメンタリードラマ「ふたりのウルトラマン」での演技が評価され個人の演技賞を手にした満島。中江裕司が監督・脚本を担当した同作で、円谷英二の愛弟子である沖縄出身の金城哲夫を演じた満島は「いつか沖縄の方言で、いつも通りのちょっと訛っている話し方で、芝居をしてみたいと思っていました。そして沖縄の人を演じるなら、絶対に中江裕司監督の作品がいいと『ホテル・ハイビスカス』を観たときから思っていました」と感慨深げに語った。続けて「僕は常に、誰かのヒーローになりたいと思って生きてます」と声を張った満島は、映像や舞台の仕事で関わってきた若松孝二、蜷川幸雄、大林宣彦の名前を挙げ「『お前はそのままの姿で立ち続けろ』と言ってくれた僕の人生のヒーローである監督たちに恥じないよう、さらに前進していきたいです。僕の活躍、これからも期待していてください!」と力強く口にした。

長澤まさみ

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長澤は、カンテレ・フジテレビ系で2022年10月から12月にかけて放送された「エルピス―希望、あるいは災い―」で冤罪事件に立ち向かう主人公・アナウンサーの浅川恵那を繊細に演じた。受賞のトロフィーを受け取った彼女は「各部門で受賞された方のスピーチを聞いて、テレビの世界には浅川恵那のような方がたくさんいるんだな、と感慨深くなりました」とコメント。長澤は幼い頃からテレビでドラマを観ることが好きだったと言い「さまざまな場所で『観たよ』と声を掛けてもらえてうれしいし、今でも不思議に思うことばかりです」と感謝を伝える。最後に「テレビから教わること、それは私にとって『勇気』でした。私も人に勇気を与えられるような芝居ができるよう、これからもこの賞を励みにがんばっていきたいと思います」と真摯に述べた。

長澤まさみ

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第49回放送文化基金賞では、そのほかドラマ「大奥」の森下佳子が個人の脚本賞を受賞。また各部門の最優秀賞として、ラジオ部門は和歌山・FM TANABEの「講談風大河ラジオドラマ『弁慶記』」、エンターテインメント部門は読売テレビ放送・中京テレビ放送の「~この後どうする?密着TV~ 終わりが始まり」、ドキュメンタリー部門は北海道放送の「性別は誰が決めるか~『心の生』をみつめて~」が選ばれた。

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Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld

Nagasawa Masami & Mitsushima Shinnosuke win individual acting awards for their performances in "Elpis - Kibou, aruiwa wazawai -" and "Futari no Ultraman" at the 49th Bunka Housou Foundation Awards held at Okura Tokyo on 13 Jul 2023
https://t.co/hlmzAUpoYU https://t.co/GzsfsuRmX8

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