アニメーション映画「窓ぎわのトットちゃん」の公開日が12月8日に決定。あわせて、大野りりあながトットちゃんに声を当てることが明らかになった。
オーディションでトットちゃん役に抜擢された大野は、アフレコ時に黒柳と初対面。大野は「夢かと思って自分のほっぺをビンタしてみたら本当に痛くって......。『やっぱり夢じゃないの!?』と思ったら、震えちゃうくらいびっくりして。でも憧れの徹子さんに会えたのが本当にうれしくて、今にも泣きそうなくらいです!」と語った。
一方、黒柳は大野について「小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです」と振り返っている。八鍬のコメントは下記の通りだ。
またこのたびYouTubeで特報が解禁。校庭に置かれた電車に目を輝かせ、トモエ学園への入学を熱望するトットちゃんの姿などが映し出される。
大野りりあな コメント
年長さんの時に将来、女優やアナウンサーの道に進みたいと思いました。
でも、成功するかどうか不安だった5歳の時、お母さんが徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」の本を買って読んでくれました。「こうやって勇気を出して成功している人がいるんだな」と思い、勇気をもらったので本当に感謝しています。友達関係のことや色んなことが書いてあって、おもしろいし感動するところがとっても大好きです。
徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」が私を勇気づけてくれたみたいに、笑顔と勇気と感動を届けられるような映画にできるように頑張ります!
黒柳徹子 コメント
りりあなちゃんも本を読んでくださったようで、時代や年齢を越えて愛して頂けることは思いがけなかったので驚きました。
彼女がトットちゃんを演じている声を聞いた時に、小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです。彼女はもうトットちゃんのようなので、アドバイスの必要はないと思います。元気にやってくだされば大丈夫。
八鍬新之介 コメント
オーディションの時に小林先生がトットちゃんの話を4時間も聞いたエピソードを紹介すると、りりあなさんは「それじゃあ先生も大変だ」と小林校長先生を気遣っていました。
小学一年生の小さな身体と、妙に達観したコメントのアンバランスさにスタッフ一同大爆笑。
「この子は面白いぞ」というのが第一印象でした。
りりあなさんをトットちゃん役に選んだ理由はとてもシンプルで、彼女の言葉がセリフに聴こえなかったからです。まるでトットちゃん自身がそこにいるかのようにナチュラルでした。
彼女のキュートなお芝居を劇場で楽しんでください。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
黒柳「小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです」/原作・黒柳徹子の「窓ぎわのトットちゃん」主人公役は大野りりあな、特報も解禁 - 映画ナタリー https://t.co/lC1uoqKNtd