時は1955年、アメリカ南西部に位置する砂漠の街アステロイド・シティを舞台とした本作。この街に科学賞の栄誉に輝いた5人の子供たちとその家族が招待されるが、式典の最中に宇宙人が到来し、アステロイド・シティは閉鎖される。軍はその事実を隠蔽しようとするが、子供たちは外部へ情報を伝えようと企てる。
1枚目の写真は、
アステロイド・シティに登場するダイナーやガレージ、モーテルは本物の建物として建てられ、セット自体が小さな街として機能するように作られた。街を包囲するような砂漠のセットや山もすべて造形物で、CG用のグリーンスクリーンはほぼ使われていない。アンダーソンは「キャストのためにどのようなセットを用意できるかが1つの決定的な要素となる」と明かし、「本物の空間を作るのは手が掛かりますが、やる価値はあります。『グリーンスクリーンをバックに撮影すればよかった』と思ったことはないし、そもそもその選択肢が頭をよぎらないです。フィルムで撮っているし、撮影手法は現代よりも1930年代のそれに近いのかもしれません」と語っている。
「アステロイド・シティ」は9月1日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国で公開。アンダーソンと
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ウェス・アンダーソン監督「アステロイド・シティ」("Asteroid City",2023年)からの写真が公開されたようだ。 https://t.co/TGkDC4x08l (映画ナタリー) https://t.co/E2AvfEkHKy