映画「
原付窃盗で金を稼ぐヤンキー高校生3人組が、盗んだバイクの持ち主である口裂け女に追われるさまを描いた本作。主人公・タケシを木戸が演じた。本作で映画初主演を務めた木戸は「緊張していましたが、現場に入ったら共演者とすぐに距離が縮まりましたし、監督が少年のような方で。そのおかげで和気あいあいと、伸び伸びと演じられました」と振り返る。
オーディションで役を射止めたという黒崎と上野。バイク盗みの天才・F1役の上野は「F1を演じたいと思っていたので、(オーディションに)ツナギを着ていったら監督が気に入ってくれました」と述懐する。ヒロイン・アヤカ役の黒崎は「台本を読んで、アヤカに運命を感じた。絶対に演じたいという思いでした」と口にする。ナカモトは「オーディションでは怖い話を全員に聞いたのですが、お2人はそれも素敵で、最高!と思いました」とほほえんだ。
物語のキーパーソンとなる担任教師・サイトーに扮した和田は「F1を演じたかったですね、バイクいじりしたかったです」と発言し笑いを誘う。さらに彼は「でもありがたいです。年齢が上がってきて、先生の歳なんだなと思いましたね」と笑顔を見せた。
100mを6秒で走る口裂け女役で出演した屋敷。彼女は「ナカモト監督の“口裂け女”と聞いて、やりたい!と思いましたね。(ナカモトが)どストレートなものを作るわけないので」と述べる。また屋敷は「アクションが大変でしたね。思う存分戦わせていただいて感謝です」と伝えた。
黒崎は「アヤカとF1が河原で特訓するシーンでは朝イチに撮影したので、凱くんが素になっていて(笑)。役とご本人のギャップが感じられて楽しかったです」とエピソードを披露。上野は「普段はあまりテンションが高くないので……基本元気ないです」と返答し、会場に笑いが起こった。
イベントでは、登壇者が七夕にちなんで短冊に書いた願いごとを披露。木戸は「おじいちゃんになっても芝居がやれてますように」と笑顔で読み上げる。和田は「高校生になりたい」という願いを明かし、「監督、俺まだ(高校生)できます!」とアピールした。
最後に木戸は「簡単にこの映画をホラーと言ってしまうのはもったいないくらい、いろんなジャンルが詰まっています。どんな方が観ても面白い映画になっていますので、布教していただいて大ヒットしたらいいなと思います」とコメント。ナカモトは「皆さん、地元のお友達や家族にもLINEして、ぜひ『今すぐ(本作を観に)行け』と伝えてください!」と呼びかけイベントを締めた。
「先生!口裂け女です!」は全国で公開中。
なかつか めぐみ @megnori0910
この前映画見に行った時に予告見て面白そうで見たくなった😆 https://t.co/u0gnDDH5p4