人の言葉をしゃべる体長2.5cmの不思議な貝マルセルの生活が、実写とストップモーションを組み合わせたモキュメンタリーとして描かれる本作。女優でコメディアンの
このたびYouTubeで公開されたのは、キャラクター造形や美術へのこだわりに焦点を当てた映像。アニメーションディレクターのクリステン・レポールは「実際に物が目の前にあるほうがはかどることに気が付いた」と話し、手作業で貝のキャラクターたちを作り上げていく様子が映し出される。ディーンが「登場人物みんなのスピンオフがあればいいのに」と語ったのち、作品では一瞬しか映らないキャラクターたちが「MARCEL(マルセル)CINEMATIC UNIVERSE」というテキストとともに並ぶ、マーベル映画をオマージュした映像も収録された。
また、どの登場人物も靴が汚れている理由について、パペット制作部部長のベッキー・ヴァン・クリーヴは「マルセルたちが一生のうちに履く靴は1足だけだから」というディーンのこだわりがあったことを明かす。そのほか、マルセルの家族や親戚の姿、ほこりが積もったテーブルをスケート会場に見立てたシーンの緊張感に満ちた撮影の裏側も収められた。
「マルセル 靴をはいた小さな貝」は全国で公開中。
tAk @mifu75
マーベル作品オマージュも、手作業で作り上げた映画美術に迫る「マルセル」メイキング(動画あり) https://t.co/FyY7IGozeC