夢を失ったバレリーナがコンテンポラリーに出会う、セドリック・クラピッシュ監督作

「パリのどこかで、あなたと」のセドリック・クラピッシュが監督を務めた映画「En corps」が、「ダンサー イン Paris」の邦題で9月15日に全国で公開されることが決定。このたびポスタービジュアル、場面写真、予告編が到着した。

本作の主人公は、フランスのパリ・オペラ座バレエ団でエトワールをめざすエリーズ。ある日の本番中に足首を負傷してしまい踊ることを半ばあきらめた彼女だったが、料理のアシスタントの仕事で訪れたブルターニュで独創的なコンテンポラリーダンスのカンパニーと出会う。劇中では、カンパニーの練習に参加したエリーズが、未知のダンスを踊る喜びと新たな自分を発見していくさまが描かれる。

パリ・オペラ座のプルミエールダンスーズとして活躍するマリオン・バルボーがエリーズ役で映画初出演するほか、フランス出身のメディ・バキ、「12か月の未来図」のドゥニ・ポダリデス、「サン・ジャックへの道」のミュリエル・ロバン、「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のフランソワ・シヴィルがキャストに名を連ねる。また舞踏家のホフェッシュ・シェクターが振り付けと音楽を手がけ、本人役で出演もしている。

YouTubeで公開された映像には、けがをしたエリーズが自身の体と向き合いトレーニングする姿や、コンテンポラリーダンスを通して徐々に笑顔を取り戻していく様子が映し出される。場面写真には、彼女が新たな地で出会った人々とのシーンが切り取られた。

「ダンサー イン Paris」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開される。