地球を壊さず、常識を壊した…ファッション業界の変革者を追ったドキュメンタリー公開

イギリスのドキュメンタリー映画「Fashion Reimagined」が「ファッション・リイマジン」の邦題で9月22日に公開される。このたび日本版予告とポスタービジュアルが到着した。

ファッションブランド・Mother of Pearlのクリエイティブディレクターであるエイミー・パウニーが、サステナブルなファッション業界を実現させるために奮闘する姿を追った本作。2017年4月に英国ファッション協議会とVOGUEによって英国最優秀新人デザイナーに選ばれたパウニーは、賞金の10万ポンドをもとに新たなライン・No Frillsを立ち上げ、大量消費や児童労働などが常態化した業界に立ち向かっていく。

YouTubeで公開された映像には、二酸化炭素の排出量などファッション業界が抱える問題について「ナンセンスよ」と訴えるパウニーのインタビューや、新コレクションの発表まで18カ月というタイムリミットの中、理想の素材を求めてペルーやトルコ、オーストリアなどを訪れる彼女の姿が映し出される。ポスタービジュアルには、自然の中を歩くパウニーの後ろ姿が切り取られ「地球を壊さず、常識を壊した」というコピーが添えられた。

ベッキー・ハトナーが初長編監督を務めた「ファッション・リイマジン」は、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。