約4000年も繁栄した遺跡へ「君ソム」真夏のワンシーン切り取った本編映像

森七菜と奥平大兼が共演した映画「君は放課後インソムニア」の本編映像の一部がYouTubeで解禁された。

本作は不眠症という秘密でつながり、天文台に自分たちの居場所を見出す高校生、曲伊咲と中見丸太を描く青春ストーリー。森が伊咲、奥平が丸太を演じた。天文台を勝手に使っていたことが学校にバレてしまい、立ち入り禁止の危機に迫られた2人は、休部となっている天文部を復活させることに。部活として活動実績を作るため、天体写真コンテストでの受賞を目指して、クラスメイトや周囲の大人たちを巻き込みながら奮闘していく。

映像は失敗や挫折を経験しながらも、伊咲と丸太が「私たちのゴール」と撮影場所に決めた真脇遺跡に到着したシーン。石川県能登町にある真脇遺跡は、縄文時代前期から晩期にいたる約4000年もの間にわたって繁栄を続けた長期集落型定住遺跡だ。伊咲と丸太は途方もない時の流れに思いを馳せ、未来について語り合う。

真脇遺跡での撮影は2日間にわたって行われた。真夏の猛暑の中、森と奥平は大きな荷物を背負いバスから降りて遺跡に走って向かうシーンを何度も撮影。暑さにも負けず、合間にはそれぞれがカメラを向け合い写真を撮ったりするなど、和気あいあいと撮り進められた。そして日が暮れ始めると空が真っ赤に染まり壮大な夕焼け空に。真脇遺跡の存在感と神秘的な空気に圧倒される撮影となった。

オジロマコトの同名マンガを池田千尋が実写化した「君は放課後インソムニア」は、6月23日より全国でロードショー。