本作は、人間の性的な交わりを描き、江戸時代に全盛期を迎えた春画の魅力を説く研究者と、しっかり者な弟子の“春画愛”をつづる物語。妻に先立たれ1人で研究に没頭していた“春画先生”こと芳賀一郎を内野、春画鑑賞を学び芳賀に恋心を抱いていく春野弓子を北香那が演じる。原作・脚本・監督を
芳賀が遅々と執筆する「春画大全」の編集者・辻村俊介役で柄本、3代にわたって芳賀家に仕える本郷絹代役で白川、芳賀の亡き妻・伊都の姉である藤村一葉役で安達が参加する。柄本は「通称いい加減な色男・辻村俊介を演りました柄本です」「辻村はイケメンではなく、まさに色男でした。頑張りました」、白川は「75歳のおばあさんですが、北香那さん演じる春野弓子に嫉妬する女心が少しでも表現出来れば…」、安達は「塩田明彦監督の世界を、たっぷりと楽しんでいただけたらと思います」とコメントした。
「春画先生」は10月13日に全国で公開。
※「春画先生」はR15+指定作品
柄本佑 コメント
通称いい加減な色男・辻村俊介を演りました柄本です。
これ僕が言っているのではなく塩田監督が衣装合わせの時に辻村に与えた通称です。しかし、まさしくそれがしっくりとき ました。台本上に居る辻村はイケメンではなく、まさに色男でした。頑張りました。是非映画館で塩田監督による軽妙洒脱艶っ艶色春画噺をお楽しみ下さい。(ナンノコッチャ)
白川和子 コメント
脚本を読み終え、50年程前の撮影現場に引き戻され、新鮮な気持ちにさせて頂きました。
「春画」のおおらかさ、遊び心に少しでもお役にたてればとの思いで、本郷絹代役に挑戦!
75歳のおばあさんですが、北香那さん演じる春野弓子に嫉妬する女心が少しでも表現出来れば…
私の飽くなき挑戦は続きます。
性の美学「春画先生」に乞うご期待ください。
安達祐実 コメント
私が演じた藤村一葉は、芳賀と弓子を更なる深みへと誘い込む役です。
三人の関係はとても特異ではありますが、芳賀と弓子にとって、一葉はなくてはならない存在であり、そこに流れている愛や時間はとても尊いものだと思えて来ます。
三人の場面の撮影は、濃密な共犯関係のような空気が流れ、せつなくも楽しい時間でした。
塩田明彦監督の世界を、たっぷりと楽しんでいただけたらと思います。
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内野聖陽主演「春画先生」に柄本佑、白川和子、安達祐実が出演(コメントあり)
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