「
本作は
イベント冒頭、東卍が対峙する芭流覇羅(バルハラ)のメンバー20名、メインキャストをのぞく東卍メンバー20名が登場。予告の上映が終わると、山田の「お前ら! クライマックスプレミア、始めっぞ」という影ナレが入り、両メンバーが雄叫びを上げる形で幕を開ける。そして永山と高杉、間宮と清水と眞栄田、吉沢と山田、北村と今田という組み合わせで順に登場し、会場を熱狂させた。
北村は満員の客席に「やっと会えましたね、皆さん」と呼びかける。同会場で行われた前作のプレミアでは、コロナ禍での無観客開催だったため「僕たちがずらっと並び、誰もいない会場に向けて一礼をしたことが思い出深いです」と念願のリベンジに感慨の思いをこぼす。完結への手応えを聞かれると「この『決戦』を観ないことには完成してないと思っています。そりゃあもちろん、とんでもない手応えを我々は感じております。自信を持ってこの場に立っています」と話すと、隣の吉沢も力強くうなずき「ありますよ、手応えはあります。とにかく早く、この『決戦』を観てほしい。この前後編で前作を超えたという感じがしています」としみじみ同意する。
北村は「『決戦』という言葉だけに戦いのシーンがハイライト」とアクションシーンの見どころに触れ「マイキー(吉沢)とドラケン(山田)のアクションのうまさはさることながら、真宙がけがに臆さず飛び込んでいくのも横で見ていました。それぞれが役としていろんなものを抱えながらアクションで表現してる。現場にタケミチとしていて、毎日、主人公が違うという感覚がありました。今日はドラケンが主演、次はマイキーと。毎日現場を背負う主人公が違う。僕の誇れる仲間たちがたくさん映っていて、充実した撮影でした」と述懐。高杉は「アクションと聞くと身構えてしまう部分もあるんですけど、お芝居に少しでも気持ちを乗っけられたのかなと思うとうれしいですね」と話した。
吉沢もアクションシーンの魅力を語り続けるが、ネタバレを話しそうになり「やめましょう」とストップ。しかしMCからせがまれ、吉沢は「まあ普通に考えてみんなわかると思うんですけど……(村上)虹郎とバチバチにやるんですよ、僕は」と、芭流覇羅のナンバー3である羽宮一虎役の村上との共演を振り返る。「そのときの虹郎が本当に素晴らしくて。こっちも必死で当たるんじゃないかぐらいのスピードと距離感でやってたんですけど、彼が全部(演技を)受け止めてくれて。僕のすることをすべてカバーしてくれる。素晴らしい役者だと改めて感じましたね」と称賛。3月時点で休養を発表している村上に向けて、北村は「見てんじゃない? もしかしたら」と配信カメラに向けて話し、吉沢は手を振りながら「虹郎、一緒にゲームやろうな」と声をかけた。
最後に山田は「みんな、ここに来るまでにいろんな作品に出演して、いろんな階段を乗り越えて、ここまで来た。そして『やっと俺らの順番が回ってきた』というか。『俺らが行くんだ』という俳優が集まって『熱いものにしよう』『いいもん作ろうぜ』という思いがある。このみんなでやれてよかったし、ここに立ってない人にもいろんな思いがある。ここに来るまでに、みんながどれだけがんばってきたか。マジでやったんで、マジでよろしくお願いします」と力強く呼びかける。
山田の熱のこもったコメントのあとに話すことになった北村は「プレッシャー、えぐう」とこぼしつつ、山田の話を受け「我々、役者にも人それぞれ、いろんな道があり、別れを繰り返していく職業です。そんな中で、たまたま出会った素敵な仲間たちと、こんな熱い映画を作れたことを本当に誇りに思います」と吐露。さらに「娯楽はどうしても一番最後に回るもの。でも、いろんなことが巻き起こる世の中だからこそ、我々がお届けするエンタテインメントというものが絶対に必要になるし、そうであってほしいと思います。皆さんにはもっと笑ってほしいし、泣いてほしいし、いろんな感情になってほしい。そういう感情を与えられるのが映画だと思います。これだけたくさんの人に観てもらえる、たくさんの人に支えられながら、真ん中に立てている。僕の役者人生の中で、こんなに素敵なことはないなって。今日のこの景色を、このステージをきっと忘れないだろうと思います」と語り、イベントを締めくくった。
「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」は6月30日より全国ロードショー。
関連記事
北村匠海の映画作品
関連商品
映画ナタリー @eiga_natalie
東リベ2後編で北村匠海「この景色をきっと忘れない」、吉沢亮は村上虹郎に手を振る(写真19枚)
https://t.co/O3eLBie1pr
#東京リベンジャーズ2 #血のハロウィン編 #北村匠海 #山田裕貴 #今田美桜 #眞栄田郷敦 #清水尋也 #永山絢斗 #高杉真宙 #間宮祥太朗 #吉沢亮 https://t.co/Cm3SsokoNj