「
「めんたいぴりり」は、実在する明太子製造会社・ふくやの創業者である川原俊夫をモデルに、戦中、戦後の福岡で奮闘する夫婦の姿を描いたホームコメディ。2013年にドラマ「めんたいぴりり」第1部が放送されて以来、舞台化や映画化などさまざまな展開が行われてきた。映画化第2弾となる本作では、福岡市の下町、中洲にある食料品店を舞台に、店主の夫妻と従業員たち、店先に突如現れたたこ焼き屋台の女主人の交流が描かれる。
食料品店ふくのやの店主・海野俊之役の
本作では、物語の軸となる要素の1つとして、ふくのやの従業員・八重山徳雄の恋も描かれている。八重山役の瀬口は「台本を読んだときは(自分で)大丈夫かな?と思いました」と素直な感想を口にしつつ、「10年前のドラマの中で女将さん(千代子)が言った『一生懸命生きている人にきれいも汚いもなか』っていうセリフが頭の中に浮かんで、一生懸命恋をしよう!とがんばりました」と語る。富田が「瀬口さんと(八重山が思いを寄せるマリの元恋人・あつし役の)森永さんが世界の中心で叫んでますから。大人女子はキュンキュンします!」と声を張ると、華丸が「えっ? いつから福岡市早良区が世界の中心になったんですか? 室見駅と藤崎駅の間あたりのあそこが?」と地元トークで笑いを起こしていた。
ゲストキャストとして参加したあつし役の森永は「製作陣にも愛がないといけないし、観てくれる方にも愛されていないとここまで続く作品にならないと思うんです。富田さんがたくさん話しかけてくださったり、愛がたくさんある現場だなと思いながら過ごさせていただきました」と笑顔で感謝を伝えた。たこ焼き屋台の主人・ツルに扮した余は「たこ焼きを焼くのと、屋台を引くのと、福岡の言葉もいっぱい練習しました。撮影初日が(パラシュート部隊の)斉藤優さんと一緒だったんで言葉も教えてもらって。今日いらっしゃらないんで寂しいんですけどね」と話したが、華丸から「彼、福岡在住の大阪出身なんです。ややこしくてすみません」と言われ、余は「そうなんですか!」と驚きを隠せない様子だった。
イベント中盤には、
最後に華丸は「『サンクチュアリ』を求めて観に来られたら何もないと思います。暴力シーンはないです! まあいつかはね、ファブルにも狙われてみたいですね」と江口の監督作に触れて会場を盛り上げる。そして「ローカル枠で流れていたドラマが、日本の中心で舞台挨拶をできるようになって成長を感じます。映画『めんたいぴりり』楽しんでほしいです」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
「映画 めんたいぴりり パンジーの花」は全国で公開中。
関連記事
博多華丸の映画作品
関連商品
映画ナタリー @eiga_natalie
【舞台挨拶レポート】「めんたいぴりり」博多華丸の野望は「ファブルに狙われたい」、大吉はゴリけんに文句(写真16枚)
https://t.co/lXXbBcrwGQ
#めんたいぴりり #博多華丸 #博多大吉 #富田靖子 #瀬口寛之 #森永悠希 #余貴美子 #江口カン https://t.co/zsKwhOc8c3