「波よ聞いてくれ」ミナレの膨大なセリフは何行あった?小芝風花クランクアップで発表

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6月9日に最終回を迎える金曜ナイトドラマ「波よ聞いてくれ」。撮影現場はひと足先にオールアップしており、主演の小芝風花は雨が降りしきる中、自転車で全速力で走るシーンにてクランクアップを迎えた。小芝が全8話を通してしゃべったセリフが計2234行という膨大な量だったことも発表された。

クランクアップを迎えた小芝風花。

クランクアップを迎えた小芝風花。

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沙村広明の同名マンガを原作に、スープカレー屋で働く主人公・鼓田ミナレが、ひょんなことから地元ラジオ局でパーソナリティとして開花するさまを描いた同ドラマ。小芝演じるミナレは数々の騒動を起こしながら、破天荒な深夜ラジオでマシンガントークを繰り広げてきた。

スタッフから「我らが座長・小芝風花さんオールアップになります!」と声が掛かると、小芝は拳を上げ「イエーイ!」と寒さも忘れて大喜び。続いて小芝にはサプライズで表彰式が行われ、スタッフ・キャスト全員から「強烈マシンガントーク&ありえないような量のセリフを覚えたで賞」が贈られた。鬼気迫る芝居や最後までやり遂げる根性、そしてプロ意識をたたえる賞状が読み上げられる中、小芝のセリフが全8話で計2234行もあったことが明らかに。初めて知った小芝も「えーっ!?」と驚きながら「量よりも数えていただいたことに驚きました(笑)。大変な作業だったと思いますが、ありがとうございます!」と感謝を伝える。 

さらに監督の住田崇から表彰楯も贈られ、小芝は「この賞をいただけたのも、皆さんの力があってこそだと思います」と吐露。さらに「ミナレは私の中でも挑戦的な役だったのですが、本当に皆さんが明るく、優しくて、現場でも噛んじゃいけないというプレッシャーをあまり感じることがありませんでした。噛んでも皆さんが『大丈夫! 大丈夫!』と温かい雰囲気でいてくださったので、最後まで本当に楽しくこの役を演じ切ることができました」と語り、「観てくださった方からも好評をいただき、それはきっと現場で皆が楽しんで作っているというのが伝わっているからだと思います。キャスト、スタッフの皆さんとこの作品を作れて本当に幸せでした」と話した。

「波よ聞いてくれ」はテレビ朝日系で23時15分から放送。最終話はラジオ業界最大のイベント「ジューンブライド・ラジオ」出演の最終候補になったミナレのもとに、母親が見合い話を持ち込む展開に。出演が叶わなかった場合、北海道に連れ帰るという条件を突きつけられたミナレは、次のラジオ放送に向けて俄然やる気を出すが、誰も予想していなかった事態が発生してしまう。

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※記事初出時、作品名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします

(c)沙村広明/講談社

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