「父を探して」監督の新作、魔法の森を守る奮闘描く「ペルリンプスと秘密の森」公開

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ブラジルのアニメーション映画「Perlimps」が、「ペルリンプスと秘密の森」の邦題で12月に東京・YEBISU GARDEN CINEMAほかで公開されることがわかった。

「ペルリンプスと秘密の森」場面カット

「ペルリンプスと秘密の森」場面カット

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本作の舞台は、巨人によってその存在を脅かされている魔法の森。主人公はテクノロジーを駆使する太陽の王国のエージェント・クラエと、自然との結びつきを大切にする月の王国のエージェント・ブルーオだ。最初は敵対していた2人が、森を守る唯一の方法である謎の存在“ペルリンプス”を見つけるため奮闘するさまが描かれる。

監督を務めたのは前作「父を探して」でアヌシー国際アニメーション映画祭の観客賞とクリスタル賞の2冠に輝いたアレ・アブレウ。ブラジル人として、その国土の多くを占めるアマゾン熱帯雨林の環境保全への課題と責任を感じている彼は、人類に大きな問いを投げかけ、そして子供の澄んだ視点から見えてくる希望の物語を紡いだ。

独自のカラーパレットから生み出した色鮮やかな森の表現が大きな見どころに。アブレウは“色彩と線の魔術師”と評された画家パウル・クレーの「本当は、色が私たちを支配しているのであって、その逆ではない」という言葉を紹介しつつ「さまざまな色に照らし出された“神秘の森”は、すべてが可能で、しがらみのない、自然やあらゆる生き物とのつながりを見出す場所です。子供時代を象徴する空間(森)は温かく、優しい」と語っている。

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(c)Buriti Filmes, 2022

読者の反応

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suitiku @suitiku

これもかなり楽しみ。

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